手のひらを太陽にすかしてみれば、真っ赤に流れるぼくの血潮 (詞:やなせたかし)
なんて歌われますが、お陽さまは我らが太陽ですね。(当たり前か)
夏の焼き付く日光はともかく、ほどほどの日光は良いことづくめ。
血管が拡張して血行もよくなり、栄養がゆきわたり、廃棄物が除かれ、免疫力が高まります。
ビタミンDが生成され、骨や歯が強くなるだけでなく、脳機能が正常に保たれ、皮膚の免疫機能もたかまるのだとか。
同じ温度でも、陽があたっていると暖かく感じられませんか。輻射熱もですが、物理的なものと違ったなにかの作用があるようです。
最近よく言われることは、幸せホルモンセロトニン。
日光を浴びると、セロトニンという脳内伝達物質が増加し、幸せ感が増すのだそうです。
日中のセロトニンが多い人は夜に心地良い眠りにつくことができ、睡眠の質が向上します。そうすれば翌日も爽やか。精神を安定させ、頭の回転をよくする効果もあるようです。
特に、男性は女性に比べ脳内セロトニン生成能力が5割ほど高いそうなので、効果てきめんです。逆に女性は、日焼けするの嫌なんていわずに、もっと積極的にお陽さまとお付き合いしたほうが良いのかもしれません。
そうは言っても、お陽さまに恵まれない人もおられます。一日中、朝から晩まではたらきづめ、室内労働ばかり、そういう人は、他の方法でセロトニンを増やしましょう。
歩行運動、咀嚼、呼吸などを一定のリズムを繰りかえす、人と触れ合うこと、食べ物なら、カツオやマグロ、乳製品、大豆製品、ナッツ、バナナなんかが良いようです。こういったもの満遍なく食べればビタミンDもとれますし。
それに、太陽光を浴びる時間は朝に15分から30分程度が適切といいますから、そんなに難しいことではありません。
ご自宅や職場が太陽光に恵まれなくても、表に出れば太陽光はダダ、意識的にお陽さまにあたりましょうよ。
一方、お月さまだって負けていません。
月光を浴びましょう。お月さまがでていなければネオンの明かりでもいいですよ。
ビタミンHが生成されてきます。
エロトニンという脳内物質や、男性なら男性ホルモン、女性なら女性ホルモンが増加し、乙な気分になってきます。
特に満月の夜に月光を浴びると、禿頭、貧毛で悩んでいたあなた、みるみる毛が生えてきます。
気弱で非力だったあなた、目がランランと輝き、チカラが漲ってきます。
異性の前で、思わず、わおーんと吠えたくなるくらい気力が高まります。
だから、狼男、狼女になりたくない良い子は早くおねんねして、早起きしましょうね。