嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

専業主婦ってどう?

調べによると専業主婦が3割切ったそうです。

 

労働政策研究・研修機構によると、1980年では専業主婦世帯は1,114万世帯(夫婦のいる勤労者世帯の64.5%)で共働き世帯(614万世帯、同35.5%)の2倍弱を占めていたが、1990年代半ばに逆転、2022年では専業主婦世帯(569万世帯、同29.9%)は共働き世帯(1,262万世帯、同70.1%)の半数以下になったそうです。

特に著しいのが若年層で、専業主婦世帯の方が多いのは65歳以上となっています。

 

この原因などは、結構微妙なテーマで色々な立場があるようなので、調査や報道をする機関、分析する角度によって、言うことが違ってきますが、社会的な規範、本人の希望、経済的な理由、それから扶養手当など社会制度、これら色々な要因があるのでしょう。

 

日本は昔から専業主婦が多く、古き良き時代では女性が家庭をまもり、子供を育て上げたという声がよく聞かれます。

戦後長く親しまれてきたサザエさんの漫画ではサザエさんは専業主婦でしたし、他の漫画やドラマでも「仕事場」は男性ばかりですね。

時代劇なんかみていると、大抵が専業主婦の世界ですが、それは武士階級だからの話。多くの農民、商人、職人たちの配偶者は、働いていたようで、専業主婦が定着したのは戦後の1950年台、女性も働かねばならない農業など中心の世界から会社勤めが多くなる一方、高度成長で豊かになり、「配偶者が家計を支える」ことが可能になったからだと言われます。

 

じゃあ、豊かになったら専業主婦が志向される? 

この辺は微妙ですね。

社会全体の「空気」によって左右される部分もおおいでしょうけれど、お金があっても共働きしたいと思う人も増えているようです。ある機関が新卒者対象に調べたところでは、共働きを希望するが77%、専業主婦が7%と圧倒的に共働き希望。

それでも、日本は専業主婦志向が根強く、OECD経済協力開発機構)の各加盟国の15歳女性に「将来、専業主婦を希望しているか」と聞いた専業主婦希望率調査では、日本は100人中約4人が専業主婦を希望、第2位は2.5人の韓国を大きく引き離してのトップだったそうです。

 

でも、私、化石人間なので、どうしても納得が行きません。

専業主婦希望がこんなに少ないなんて、あなたたち、社会の空気に流されて騙されていませんか。

そもそも昔っからセレブは専業主婦でしょ。

セレブといわないまでも、大会社の幹部社員さんたちのご家庭、いかがですか。

 

アジアの社会って、昔から、女性は赤子を背負いながら畑を耕し、一方男性は、小さな片手間の商いをするものの、客待ち時間は博打に興じるという世界です。日本にはこういう空気が、まだまだ根強く残っていませんか。

2021年の総務省「社会生活基本調査」によると、男性の家事・育児参加率は3割を超えたものの、参加時間を見ると女性の半分以下に過ぎません。参加するしないの数値でなくてもっとシビアに時間数でみると、OECDが2016年頃に調べた男性の家事分担率は15.4%   スゥエーデン43.7、フランス37.6、アメリカ37.9 韓国18.6と、これも抜群の最下位です。

 

鶏が先か卵が先かという議論がありましょうが、こういった情勢がある以上、社会に出て自己実現をしようなんて期待でうかうか誘いにのってはいけませんよ。

 

旦那を働かせて、家でゴロゴロしているのが一番。スーツ着て都心に行きたかったら、趣味の集まりでどんどん外出したら良い。自己実現したかったら、趣味やボランティアで仕事したら良い。人に雇われるんじゃなくて、マイペースでする仕事ですよ。(でも、子育てだけはしっかりお願いしますね、日本の将来の宝ですから。)

 

天皇さんのご長女、愛子さんが日本赤十字社に就職されるんだって?

皇室は「公務」があって、仕事が義務付けられています。将来結婚されたあとどうされるか存じませんが、共働きは義務なんです。だから、先程の考えで言うと、これは義務付けられた公務とは別の、ご趣味の仕事の位置づけではないでしょうか。大いに楽しみながら国民の役にたってください。(こんなこと書くと不敬罪?)

 

あなた、そういう立場になりたいですか。究極のセレブなのに、可哀想に。