25日のクリスマスケーキって言葉、ありましたね。
イブに行うクリスマスディナーを目当てに大量に作ったケーキが売れ残って、イブの夜から翌日にかけて大安売りするというのが、かっては定番でした。
そして、それに因んで25歳の独身女性に、こんな言葉を浴びせていました。今から思えば死刑級のセクハラですね。
ケーキも最近、在庫管理が上手になって売れ残りは減ったみたいで良いことですね。
食品ロスは資源の無駄だし、業者さんのコストアップは長い目では、我々消費者に跳ね返ってくるわけですから。
ところで、どんな人が25日のクリスマスケーキを買うのでしょうか。駅前で投げ売りしているコンビニから出てきた人に聞きました。
(男性32歳独身) え、今日クリスマスだから買うんですが。え、イブに食べるもの?知らなかった。
(女性38歳独身) ええ、大好きなんで買います。昨日も買ったわ。今日も食べられてラッキー。
(男性30歳新婚) 土日はふたりとも仕事で忙しくて、話し合って今日にしました。二人でせっせと働いて、貯金しようと思っています。
(男性78歳) ケーキ安売りしたから買っただけんど。なに、クリスマス? そんなもん知らん。
(主婦27歳) 安いから毎年25日に買っています。時期遅れだって? 大丈夫、冷凍しておいて、翌年のイブに食べますから。
(主婦35歳) 子供に与えます。家計が助かります。子供にはこう説明しています。
サンタさんはフィンランドという遠い国から来るの。フィンランドの時間はね、日本より7時間遅れているのよ。だから、サンタさんが活躍するのは、あちらで24日の深夜から25日の早朝。君、賢いからわかるよね、そのときは日本では25日ってわけよ。学校の友達が1日遅れだって笑っていじめてきたら、負けずに言い返すのよ。
(男性25歳) 上司に言われて買いに来ました。忘年会の罰ゲームにつかうんだそうです。