海外のサッカーなどの国際試合で、日本人観客の陣取ったスタンドにはゴミが残されておらず、称賛の声があがっているという記事を目にします。読者に迎合してかなり盛っているかもしれませんが、概ね事実で我々の誇りですね。しかも、こうやっておだてられるとますます、ゴミを出さないようになる好循環がうまれます。
「GOMI拾い我らが世界一 第1回W杯へ20カ国で熱戦」というタイトルの記事を目にしました。
ゴミ拾いとスポーツを融合した「スポGOMI」競技が発案され、11月には第1回ワールドカップ(W杯)が開かれることになったそうです。
1時間で集めたゴミを種類ごとに決められたポイントに換算し、合計点を競うもので、主なルールは、3人一組で参加、走ったり乗り物を使わない、粗大ごみは拾わない、ゴミ箱を漁らないなど。
目下、47都道府県と海外19カ国で予選が進行中というから結構広がりをみせています。
多くの人は「良いこと」をするのは好きで、恥ずかしいから表立ってしないだけで、機会があれば、やろうという人は多いと思います。スポーツ感覚で楽しんで、そのあと飲む飲み物の味は格別、普段もゴミを捨てるような行為はしなくなること間違いなし。
話変わりますけれど、今年夏の甲子園大会は8月6日開幕、例年をおおきくこえる炎天下、22日まで文字通り「熱戦」が繰り広げられる予定です。
(温暖化を通り過ぎて「沸騰化」された昨今異常高温の中、外出制限措置も無視して真っ昼間に実施。高校野球連盟と朝日新聞の暴挙だとおもっていますが、選手や観客の安全より大事なお金儲けのためですからしかたないですね。)
グランドではコロナで禁止されていた恒例の「土の持ち帰り」が今年から再開されているようです。
選手たちは持ち帰って、青春の思い出としていつまでも飾っておくことでしょう。
一方、スタンドで一所懸命応援した生徒たちは、今年から始まった「ゴミの持ち帰り」試合に参戦、相手校とその多さを競うことになります。集めたゴミは甲子園球場の提供する圧縮機で圧縮され、持ち帰りが許されております。素晴らしい青春の思い出としてご自宅にいつまでも飾られることでしょう。