BMI と言っても、メタボの話ではありません。
ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)という技術があるそうです。
脳波や神経信号を読み取ることで、脳の活動を機械に伝え、機械を操作したり、機械から脳に情報を入力したりすることができる技術です。
大きく分けて「非侵襲式」と「侵襲式」の2種類があります。非侵襲式は、頭皮に電極を装着して脳波を読み取る方式で、一方、侵襲式は、頭蓋骨に電極を埋め込む方式で、より高精度な脳波の読み取りが可能です。
以下のようなBMIの応用例が報告されています。
・麻痺患者が脳波で義手を動かして食事をする手法
・車椅子に乗った患者が脳波で車椅子を運転する手法
・脳波で文字を入力するシステム
・脳波で音楽を演奏するシステム
・脳波でゲームを操作するシステム
・脳波で仮想現実を体験するシステム
我が国でも、既に、サイバーダインという上場会社がHALLという非侵襲式のBMIシステムを開発、販売しており、頭皮に装着した電極から脳波を読み取り、その信号を解析することで、脳の活動を機械に伝え、麻痺した手足の動きや筋肉の収縮を制御するトレーニングを行ったり、アシストスーツにも応用され、羽田空港での荷物上げ下ろし作業のに使われているそうです。
ちょっと面白いところでは、最近の新聞に載っていたのですが、「サイバスロン」という競技があって、出場者は生体の電気信号を読み取って動く「サイバー義肢」を装着し、機械の足や腕を使って階段の上り下りや缶切りなどのタイムを競うもので、前回の2020年では20を超える国・地域から約50チームが参加したそうです。
頭蓋骨に電極を埋め込む侵襲式は御免被りたいですが、非侵襲式って経験してみたいですね。
こういうのちょっと前まではオカルトの世界でしたが、霊媒師(イタコ)ってインチキでなく、本物だっのかもしれません。
こうした特殊能力者だけでなく、我々凡人でも、虫の知らせなんて不思議な現象を経験した人は多いと思います。今まで、いろんな理屈をつけて「科学」的、あるいは心理学的に説明していましたが、脳波の為せるワザだった可能性も出てまいりました。
脳波を増幅し、反応するシステムを備え付ければ、テレパシーなんてお手の物。ソファーにねそべったまま、仕事をする日も近い。
なんて、部屋に引きこもって夢想していましたが、女房のやつには筒抜け、怠けているのがバレてしまいました。 こうやって一日、アゴで使われています。今から女房にしか懐かないバカ犬の散歩です。