報道によりますと、このところの45℃に迫る異常熱波で、インド北部では170人超の人が亡くなったとのこと。
あまり覚えていませんが、ここ数年、アメリカや欧州で、大寒波が来たとか、熱波で山火事がつづいているとか、そういうニュースが聞かれたと思います。アフリカ大陸はあまり関心がもたれておらず報道されないのだと邪推していますが、もっとすごいことがおこっていることでしょう。
熱波についてちょっと検索したら、2022年の記録は、スペインで45℃超500人死亡、
2022年合衆国テキサス州で46℃、(ちなみに、今年2月には北米大寒波がおこり同じテキサスでも非常事態宣言が発せられたとか)、2019年フランスで46℃、1435人死亡なんて出てくる。(それぞれ、別のメディアからの引用なので真偽のほどはわかりませんが多分ホントでしょう。)
笑っちゃいけないけど笑っちゃうニュースもありました。
数日前のニュースでは45℃の気温を記録したタイでお店で買った60個の卵からヒヨコが19匹もかえったとか。
親鳥が抱卵するときの体温は37℃位と言いますから、これは嘘でしょと思ったけど、過去にも中国で同じような話が起こっているようで、本当かも。(疑り深い陰険な性格の筆者は、定番のジョーク、写真もフェイクの可能性ありと睨んでいます。)
でも、反対のことがおこりました。
4月に季節外れの熱波に襲われた埼玉県熊谷市でのことです。
過去の41.1℃の記録を上回る45℃を記録、ライバルの静岡県浜松市に勝ったと、やけっぱちの喜びに街中わきたちましたが、その後、ある異変が起こりました。
発端は、ドラッグストアでの殺虫剤の売上が大幅に落ちたことで、調べると、この季節跋扈しはじめる蚊、蝿、ダニ、ゴキブリが一向に姿を見えないことがわかりました。
そう言えば、田んぼで騒がしいカエルの声も聞こえない、お百姓さんに言わせれば、アブラムシやウリハムシ、カメムシ、ヨトウムシ、こいつらもいなくて、今年は無農薬でいけそうだと。
みんな、熱波でやられてしまったようです。あらゆる害虫のいない理想の世界が出現したというわけです。 めでたしめでたし。え、それって大丈夫?