私、歯が弱いようで、しょっちゅう歯医者さんの世話になります。
機械と技術が進歩してきて昔と違って不快度はへりましたが、口を大きく開けさせられ、唾液がのどに入るのを我慢して、衛生士さんたちがどんなに美人でもあまり行きたいところじゃない。それにインプラントはおろか保険治療の金歯だっていい値段しますよね。
GW中にこんなニュースが流れてきました。
京都大学発スタートアップのトレジェムバイオファーマ(京都市)などは2日、歯を生やす抗体医薬品の臨床試験(治験)を9月に始めると発表した。歯を生やす薬の治験は世界初とみられる。生まれつき一部の歯が生えない「先天性無歯症」の患者向けに2030年の実用化を目指す。将来は虫歯などで歯を失った人にも応用したい考えだ。
歯の成長を抑制する特定のたんぱく質に作用して、その働きを止める抗体薬をつかうのだそうです。
歯科医師会での会話
ー いやー素晴らしいですね。歯科治療にも革命が来ます、再生医療もここまで進歩するんですね。と新米医師。
ー なに呑気なこといっているんだ。功名心にはやって困ったことしてくれたもんだ。薬一つで歯が生えてきたら俺達失業だ。と、中堅医師の発言。
ー 大丈夫、どうせそうやって生えてきた歯は奇形でしょうから、美容歯科医として稼ごうと思います。と、これは若い医師。
ー 大丈夫大丈夫、毛の生える薬だってなかなかできないんだから、まだ先の話。ハゲ頭をふりふり、これは老医師の見解。