宿泊施設なんか、ペット同伴可のところが増えましたね。
ペットがいるため旅行にも行けない方でも車で移動する分には(そしてワンちゃん、ニャンコちゃんが乗り物良いしないなら)同伴旅行もできるようになってきました。
でも、長距離ドライブはつらい、あるいは免許や車自体が無い方にとっては、列車移動しかない。こっちのハードルは高いようです。
JRおでかけネットによると
小犬・猫等のペット(小動物)は、3辺の最大の和が120センチメートル以内、動物を合わせた重さが10キログラム以内になる専用の容器にペットの全身を収納していただき、改札口にて手回り品きっぷ(筆者注:JR東日本では1個290円)を購入していただいた上で、ご一緒にご乗車いただけます。
なお、動物が苦手なお客様やアレルギーのお客様など、ご不快に感じるお客様もいらっしゃることから、下記の点をお守りください。
○ドッグスリングは、全身が入っていてもご利用になれません。
○ペットカート(ペットバギー)は、カートも含めた寸法がペットを有料手回り品としてお持ち込みいただける制限を超えるため、ご利用になれません(ケースとカートを分離する場合を除きます)。
○駅構内や車内では、ペットをケースから出さないでください。
でも、3辺の和が120センチということは、機内持ち込みのサイズ(115センチ)とほぼ同じ。中型犬や、他のペット、無理ですよね。
ところで、貨物列車で家畜車ってのがあったのをご存知ですか。今どきの貨物列車って、コンテナか石油などの液体タンク車がほとんど、昔あった箱型の貨物車なんてほとんど見なくなりました。
そのなかで、牛、馬、豚などをはこぶ、家畜車なんてのもあったのですが、家畜の輸送は自動車輸送に置き換わり、50年前に廃止されました。
そう、この家畜車を復活させることが計画されています。もちろん、今どきのペット様、贅沢になっておられるので、冷暖房完備、ワンちゃんだけ載せたりすると、ボク市場で売られに行くんじゃないよね、なんて心配をかけるので、飼い主の座るスペースも用意してあります。
個室の場合はそれなりのスペースを専有しますので、料金は大きさによってそれなりに高くなりますが、中型犬程度ですと個室寝台ほどは場所をとらないので、ペット、保護者込みで、個室寝台料金ないしそれ以下になる予定です。
安く上げたい場合は、ペットのみの混載となりますが、その場合、ペット同士のトラブル、恋愛沙汰などが発生してもJRは責任をとれないとのことです。
ペットと一緒に個室で汽車旅、お得なお値段でちょっといしたセレブ気分になれます。いかがでしょうか。
今のところ、犬、猫、などが中心になりますが、車両の間仕切りはユニット式になっていますので、蛇など特殊なペットをお持ちの方も事前に相談があれば対応可能とのことです。