町のアチコチでオヤジ体操をみかけます。
中年、老年になると、医者から言われてか、運動不足を自覚してか、体操に目覚めます。
目覚めたと言っても、普段の不摂生の言い訳みたいなもので、普通長続きしません。
時々思い出したようにウォーキングをはじめ、交差点で停まったときなんか腕を回してみたりするというわけです。
健気じゃありませんか、そう思って目障りなの許してやってください。
でも、筋肉系のお仕事の方以外は、若い人も含めて体を動かすことは、睡眠、バランスの取れた栄養とともに、健康で明るい生活のための大事なファクターです。(いい忘れました、お金の余裕も大事ですよね、痛感します。)
ということで、ほとほどの運動をしましょう。
わざわざ運動する気にはなかなかならない、三日坊主にならないための秘訣は、日常の動作に組み込むこと。
・朝起きます。大きく伸びをしてついでに寝たまま腹筋運動をします。
・トイレに駆け込みます。作業中、舌を動かしたり変顔して口の周りの筋肉を鍛えます。
・顔洗います。歯を磨くときは片足立ち。膝の筋肉とバランス感覚を鍛えます。
・朝食のコーヒーをいれます。湧くまでの間、スクワットします。
・テレビで朝のニュース見ます。つま先立ち、背伸びしながら見ます。
・出勤日は、ひとつ先の駅まで速歩、駅でも職場でもエスカレータやエレベーターは使わず階段を駆け上がります。
・電車に乗ったら、つり革を握りしめ懸垂のイメージトレーニングをします。
・休日は部屋中掃除をします、雑巾がけしたらなお良しです。
・休みの日は昼飯食べに、あるいは夕食仕入れに出かけます。なるべく遠くの店にしてもちろん速歩。
・風呂入ります。お腹をペコペコさせて腹を凹ませます。手はグーパーして指を鍛えます。
・風呂出たら、風呂の掃除をします。
筋肉は裏切らない、知らず知らずに筋肉がついて、動きが軽くなる、軽くなるからマメに動くの好循環。
でも、毎日毎日のことですから、時々思う、なんでこんなアホなことしているんだろう。
近所の人から、変な顔されるし。
そう思うとだんだん疲れてくる。
ああ、こんな毎日いやだ、毎日の生活に疲れ果てた。
いっそ死のうかと首吊り縄を仕掛けたら、思わず飛びついて懸垂運動。