昨日、ブータンの記事にからめて、ちょっと中国の悪口を書いてしまいました。
中国の悪口というより、中国の宣伝をそのまま伝えたマスコミへの批判のつもりなのですが、将来中国旅行に行って逮捕されたりしては困るので、今日は中国が素晴らしいことを書こうと思います。
文化大革命や天安門事件を通じて中国共産党に絶望して来日、帰化した石平(せきへい)さんという方がおられます。
保守系の雑誌や本に沢山書いておられるので、書店などで目にされたかたも多いかと思います。その方の発せられたニュースが面白かったので受け売りします。(石平の中国週間ニュース解説12月16日号)
私は、彼のエビデンスを示しての言説に偽りはないと思いますが、「ウヨク」のデマゴーグだからと思われる方は割り引いてお読みください。
それによりますと、中国では毎年末に、翌年の経済運営方針を決めるのですが、今回は昨今の経済危機を受けて、次の方針が打ち出されました。
1.大方針は「経済宣伝を強化して世論を導き、楽観論を唱えよう」というもの。
2.それを受けて、国家統計局で出された方針は、「この方針に従い数字の解読を良くし社会の予測と期待を正しく導く」
3.さらに、国家安全局では、「中国経済の安全を守るため、中国経済衰退論などの論調を取締まる」
これにより経済が上向く様になるというわけです。
(ここまでは、多分ホントの話)
いやあ、すごいですね、感銘を受けました。
中国の顔色伺ってばかりいると揶揄される岸田政権ではありますが、良いものを取り入れるのに何の遠慮もございません。
1月下旬に招集される通常国会の所信表明演説で、次の方針をとりいれることにしました。
◯ 引き続き、経済対策、少子化対策に全力をあげる。また、国民からの信頼回復にも務める必要がある。
◯ 経済の活性化には、消費者マインド、投資家マインドなど、国民の意識が最重要。
◯ 少子化対策には、経済支援もさることながら、まず子供を作りたいという心のをもってもらうことが大切。
◯ また、政治とカネの問題など国民の疑念を払拭しなければならない。
◯ これらの目標を達成するために、以下の政策を推し進める。
1. 総務省広報室の接待予算を大幅に増額、マスコミ各社、学会、いわゆるインフルエンサーたちとの繋がりを深める。
2.総務省統計局、デジタル庁と官邸との連絡を密にし、統計の正確性を高める。
3.国家公安委員会のサイバー監視・取締機能を高め、フェークニュースの是正に尽力させる。
最近、新聞読んでも、テレビ見ても、ネットでも明るい話題ばかり。
生活は楽じゃないけど、毎日が楽しい。幸せ。