文明病でしょうか。どこの国も生活が豊かになってくると、逆に出生率が落ちるようで、大きな問題になっています。
限られた資源、ひとりあたりの取り分が増えて良さそうな気もするのですが、難しいことはわかりません。
最近の報道によると、若者へにアンケートをとったところ、結婚したら子どもを持つべきとする人が、女性36%、男性55%にとどまったとか。
どこで見たのかソースを忘れてしまい、詳しいことがわからないので、別途調べてみたところ、2023年2月に「BIGLOBE」が全国の18歳から25歳までの子供のいない男女457人を対象に行ったインターネット意識調査の結果がみつかりました。それによると、
子ども欲しい派 54.3%
「将来結婚して、子どもがほしい」が 44.9%
「将来結婚というかたちにこだわらなくても子どもはほしい」が 9.4%
子どもいらない派 45.7%
「将来結婚はしたいが、子どもはほしくない」が 9.6%
「将来結婚もしたくないし、子どももほしくない」が 36.1%
男女別では、男性は「将来結婚もしたくないし、子どももほしくない」と回答した割合が最も多く、女性は「将来結婚して、子どもがほしい」が最も多い回答となったそうです。
子どもがほしくない理由は、「お金の問題」が17.7%、「お金以外も含め両方」が40.2%、「お金の問題以外」が42.1%、「育てる自信がないから」、「子どもが好きではない、子どもが苦手だから」、「自由がなくなる(自分の時間を制約されてたくない)から」
ところで、今、子供の数よりペットの飼育数が多くなっているのをご存知ですか。
15歳未満人口(2023年2月総務省統計局) 1439万人(前年比▲56万人)
犬猫飼育数(2022年ペットフード協会) 1589万頭(前年比ほぼ横ばい)
(犬 705万、猫884万、外猫は含まない)
おいおい、子供とペットを一緒くたにするなよとのお叱りを覚悟で、もうひとつアンケートを紹介しましょう。
クロス・マーケティング社が2022年10月に20-65歳の男女5000人についてネットで調査したところによると、
現在ペットを飼っている人は23%、 飼っていない人の31%が飼いたい
過去に飼育していたがやめた人28% そのうちまた飼いたいが51%
という結果がでました。
上記の「子どもがほしい」調査は、こどもがいない若者を対象にしているので、比較のために、ペットを飼ったことのない人について見ると、(ペットの調査は若者だけではないですが)
飼いたい 31% ↔ 子供欲しい派 54.3%
飼いたくない 69% ↔ 子供欲しくない派 45.7%
(ここまではホントの話)
少子化社会対策推進会議ででた話。
・うちの孫は生意気になって可愛げがない。ペット飼うほうがいいという人が増えるのはわかるような気がする。
・子供の代わりにペットに愛情のもっていき場所を求めるやつがいる。ペットを飼う資格のあるのは子供のいる人、出来ない人に限るべきではないか。
・それは自由主義のもとでは無理がある。ペットを飼いたくない人を増やして、子供欲しいを増やすことが必要。このためにペットに高額の税金を課して、子育て世帯への助成金に回せば良い。
・少子化はもはや避けられない、少子化の弊害をとりのぞくことに力をいれるべきで、犬猫を教育して、簡単な仕事をできるようにすれば良い。AIが発達したからキーボードさえ打てれはオフィスワークも可能になる。肉球入力インターフェースを作る会社、受験界や生徒減になやむ学校にはビジネスチャンスになる。