伊藤忠関連のコールセンターの大手ベルシステム24ホールディングスが、養豚業向けの生産管理システムを手掛けるEco-Porkと提携、養豚農家のデジタル化支援サービスを開始するそうです。
豚の映像をAI(人工知能)で解析して、生殖器の状態から発情の兆候を検知、発情時期を正確に知ることで、豚にストレスを与えすぎず繁殖行動を促せるようにするのだそうです。
また、AIを使ってどの豚が出荷できる体重まで成長したかも自動判定するというから、豚にとっては自動健康診断ですかね、目的聞いたら震え上がるでしょうけれど。
ほかの大手商社も負けてはおられません。
丸赤商事は、子会社のネルシステムを通じて、同様のサービスを開発中です。
目下、丸赤商事社員4000人を対象に、試験運用を開始しました。
社員は、出社が出社、セキュリティーゲートを通過した段階で、発情状況を検知、結果は当面プライバシーの観点から本人にのみ通知、マスでとられたデータは、会社の環境管理に活用される仕組みです。
社員さんの感想を聞いてみましょう。
Aさん(女性32歳) あら私、今日はちょっとホットみたい。夫に早く帰れって電話するわ。
Bさん(男性29歳) これ、スマホにインストールしてくれたらよいのにな。え、何に使うって?
Cさん(男性25歳) 毎日高得点。だからどうしろっていうんだ。酒飲んで帰るしかないだろ。
Dさん(女性45歳) なにかおかしいわ。点数が高い日に限って部長が誘ってくるの。まさかデータが漏れていたりしないでしょうね。
Eさん(男性52歳) なかなかいいデータがとれています。私、人事部長としては最近急増して困っている社内不倫、セクハラ防止に役立られるんじゃないかなと思っています。え、個人的な感想を聞きたいって? ええ、全然発情しなくて寂しく思っています。
同社によると、このプロジェクトは、E部長が考えているような企業向けではなく、背景には大きな国家プロジェクトがあります。
みなさまのご家庭には「家族計画のしおり」とともに、また、独身の方々には「チャンスを逃さないために」という冊子とともに、もうすぐ各自治体から配布される予定です。