大阪で予定されている、EXPO2025、大阪・関西万博の開幕まであと500日を切りました。
2025年4月13日(日)から10月13日まで(月)まで184日間にわたり、大阪夢洲(ゆめしま=東京で言えば夢の島か)で開催の予定で、テーマは「いのち輝くミライ社会のデザイン」、というのがその概要です。
ところが、関西ではいざ知らず、私の住む首都圏エリアでは、一向に盛り上がっていません。たまにニュースで目を引くのは、会場建設費が当初予定の2倍くらいに高騰しているとか、海外パピリオンの建設が大幅に遅れているとか、ネガティブなニュースばかりです。
1970年の万博ではおおいに盛り上がり、国民の6割に当たる6500万人が入場しているのに何なのでしょうか。
先般の東京オリンピックも、開催前は酷暑のなか大金かけてやることはないと、非難の嵐。
なにか、時代の雰囲気、人々の意識が、その頃と大きく変わってきたようです。
50年前は日本も伸び盛り、将来への夢いっぱい、国家意識も高かった。もうそういう時代じゃないのかもしれませんし、だからこそここは一番、カツをいれて日本の元気を取り戻そうという考えもあるのでしょう。
世論調査では、共同通信の世論調査では約7割が「不要」と回答たそうですが、一方日本財団が17歳から19歳の男女1000人に行った意識調査では68.1%が「賛成」と答え、「反対」は6.6%にとどまったといいます。
聞き方にもよる(*)のだと思いますが、若い人たちは期待しているのかもしれません。
(* どういう質問をしたのか存じませんが、例えば費用の話を先に出して聞くと、ネガティブな答えになるし、意義などについての意見を先に求めてからの質問ではポジティブになるなど)
さて、ちょうど500日前にあたる11月30日から入場チケットの前売り販売が開始されたそうです。
会期中のチケットより割安で、通常7,500円(大人料金/以下同)の1日券が条件付きながら4,000円から購入できるのだそうで、私個人的には、ディズニーランドなんかに行くよりもずっと安いし、絶対行こうと思っています。
― いやーたまげた、どえらい売れ行きでんな。
― よかったよかった、マスコミさんなんかではボロクソだったさかい心配しておったんや。
― それにしても、一人でようさん買う人が多い。なんでなんやろう。
ということで調べて見たらわかりました。
どうも、中止になったら、レアものになってプレミアムがつくのではとの思惑で買うひとが多かったようでした。