嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

飲酒ガイドラインだと?

新しい研究の成果により医学や栄養学の常識は時々かわります。

私が今まで信奉してきたものに、小太りのほうが長生きするという説と並び、少量の酒は体に良い、という説がありました。

 

ところが、後者は、最近否定的な説が多く聞かれるようになってきました。(聞かなかったことにしているけど)

 

厚労省は、「飲酒ガイドライン」をつくることになり、先月にその案を専門家会議で取りまとめました。

ガイドライン案では、

生活習慣病のリスクを高める飲酒量を、1日当たりの「純アルコール量」で、男性は40グラム以上、女性は20グラム以上

・男女とも、1回の飲酒で「純アルコール量」を60グラム以上摂取すると、急性アルコール中毒などが起きる可能性がある


お酒の量に換算すると、純アルコール量20グラムにあたるのは、

・度数が5%のビールの場合はロング缶や中瓶1本にあたる500ミリリットル。
・7%の酎ハイは350ミリリットル缶1つ。
・12%のワインは小さいグラス2杯分の200ミリリットル。
・15%の日本酒は1合(180ml)弱。
・25%の焼酎は100ミリリットル。
・43%のウィスキーはダブルにあたる60ミリリットル。

 

つまり、私は男だから、1日に飲めるのは、ビールロング缶と酎ハイ2缶づつ、ワイン2杯にと日本酒1杯、焼酎コップ1杯とウィスキーダブル2杯、これだけということ。ちょっと盛り上がったらこれじゃあ収まりませんよね、それに、できれば、色々種類をかえるんじゃなくて日本酒なら日本酒に統一、じっくりやりたいものです。


一方、国税庁によりますと、2021年度の成人1人当たりの酒類の消費量は74.3リットルで、20年前の8割未満に減りました。
ところが、厚生労働省によりますと、2022年にアルコール性肝疾患で亡くなった人は6296人で、20年前と比べて2倍近くに増えたとのことで、一見矛盾。

なぜかって、そう。飲む人は沢山飲むようになったっということでしょう。

 

そんなに悪いはずの酒。

たしかに、昔は酒って言うと、演歌の暗いイメージ、酒での家庭崩壊、駅での泥酔といったイメージがつきまとっていましたが、いまじゃ、酒造会社やビール会社の努力のお陰で、明るく楽しいイメージになってきました。

特にビールなんか清涼飲料のように、みんなで明るく楽しく爽やかに、ってイメージで広告がお茶の間に配信されています。それも多くは若者向け。

普通のドラマなんかでも、乾杯の場面がよく見られる、NHKの番組なんかでも、ビールが美味しい季節になりましたなんてやっています。食事の前はとりあえずビール、ビールは格好良いもの、楽しいもの、どんどん飲みましょうっていうキャンペーンです。

 

調べたら、広告規制は、①「お酒は二十歳になってから」などの注意表示を行う。② 20 歳未満の者の飲酒を推奨、連想、誘引する表現は行わない。の2点だけ。一方、タバコはタバコ販売所と喫煙所以外の公共性の高い場所での広告を禁止しています。

すなわち、我が国では、タバコは悪いけど、酒はOK、厚生労働省の「ガイドライン」は、認められていないということになります。

 

ちなみに、慶応大学の調べによりますと、スウェーデンデンマークではテレビのアルコールCMはいっさい禁止。
ワイン大国のフランスでも最近になってテレビのアルコールCMは禁止とする法律が制定されたそうです。
その他アメリカ、イギリス、ドイツ、カナダなど主な先進国ではウィスキーやジンなど強い蒸留酒のテレビCMは法律で禁止。ビールやワインなどは許可されるが飲む場面は禁止。また若者に人気があるスターを起用してはならない、スポーツと組み合わせ
てはならない、大量飲酒を奨めてはならない。社会的成功と結びつけてはならない、など事細かな規制があるということのようです。

 

と、そんなわけで、厚生労働省が何を言っても、気にしないように。

まだまだ、飲酒は公認なのですから。

 

さて、今日の夕食は、海藻サラダとローストビーフ、サラダには日本酒が合いそうだし、ローストビーフにはやはりワインかな、それともブランディーかな。スターターにジンなんかも良いかな。僕良い子だからそれぞれ40gを越さないように気をつけます。