街を歩いていると、ゴミステーションに大きな袋がしつらえてあり、ペットボトルが入れられています。しっかりリサイクルに回しているのでしたら、それはそれで良いのですが、何しろ大量に入れられ、ともすれば溢れて道路に散乱しているのも見受けられます。
うーんけしからん。ワシなんかペットボトルほとんどつかわないぞ。(その実、ビールの空き缶と酒の空き瓶は大量に捨てている)
ワシらのわかいころにゃ、そんな変なものなかった。酒や醤油は酒屋に瓶もって行って量り売りで買ってきたもんだ。豆腐屋がまわってきたら、鍋持って買いにいったもんさね。
(嘘でしょ、それ、あなたの親の世代のはなしじゃないですか)
オヤジさんのお怒りはともかく、日本の回収率は諸外国比抜群で、2018年の数字では、92%が回収され、その85%がリサイクルされており、その3分の1程度が海外輸出(中国がゴミ輸入をやめたのでどうなるか)、残りは、シート、繊維、PETボトルなどに使われているそうです。
それでも、オヤジさんたちの投票率はたかいんですよね。オヤジさんたちの声を受けて、レジ袋廃止で名を馳せた大泉議員が、ペットボトル削減キャンペーンを始めたようです。
みなさん、マイカップを常に持ち歩きましょう。自販機でボタンを押しても、ゴロゴロドスーンではなく、ジョボジョボってでてきます。お醤油やミリン、食用油なんかは、それこそスーパーで量り売り、瓶もって買いに行ってください、タンクを積んだ移動販売も町内をまわっていますよ。 シャンプー? 何言っているんですか、固形石鹸を使えばよろしい。―なあんてね。
でも、こうしてみると、ペットボトルって便利ですね。レジ袋もそうですが、見直しました。
最近ではワインなんかもペットボトル入りが出回りだし、イメージは悪いが実質的には全く問題ないそうです。日本酒やビールにも波及するかもしれません。大泉議員のご尽力にもかかわらず、ますます普及していきそうです。