少子化問題が取りざたされる折、少し下ネタめきますが、深刻な話を。
何事にも奥ゆかしい我ら日本人、性についても消極的と言われています。
避妊具の大手メーカーDurex社が2008年に公表した調査(多分、パートナーのいる人対象)によると、年間の性交回数は、ギリシャがトップで164回。次いで、ブラジル145回、ポーランド・ロシアが143回、インド130回、メキシコ・スイス123回と続く。日本は年48回の週1回程度で、世界平均の103回の半分以下とのこと。
相模ゴム工業株式会社が実施した調査では、既婚者の55.2%、そして交際中のカップルの29%がセックスレスであると思うと回答している事が判明しています。
年代別では、20代男性の66%は週に1回以上セックスを行っている一方で、30代になると週1回以上の頻度で夜の営みを行っている男性は24%まで低下。40代の場合は9%、50代になると6%しか週に1回以上パートナーとセックスしている人はいませんでした。
草食男子たちの頑張りに期待したいところですが、さらに、人類全体の将来にかかわる大問題があります。
2017年に出された学術誌「Human Reproduction Update」が、北米、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドの男性の精子を分析したところ、1回の射精に含まれる精子の数が1973年から2011年までに50%以上減少していました。その後、2014年から2019年までの中南米、アフリカ、アジアを含め1万4233人分のサンプルを使用して、追試したところ、精子の総数は70年代に比べて62%減少、しかも1年ごとの減少率は2000年以降2倍になっていました。
原因については色々言われていますが、不健康な食生活、喫煙、肥満、環境汚染などの影響が、お腹の中の胎児にも影響し、こうした環境化学物質の影響が何世代にもわたって蓄積することで悪影響が加速されるのではないかと見られています。また、父親からの精子のなかにある何かが生殖器の発達を妨げる原因になっているのかもしれないとのことです。
もっと卑近な例では、サウナが悪いって言います。
ボランティアの10人が週に 2 回、80 ~ 90°C で 15 分間サウナに入ることを3か月間継続したところ、精子の濃度、運動率が大きく下がったといわれます。
じゃ、サウナ王国フィンランドはもっと深刻?
フィンランドには「人口約550万人に対し、約300万個のサウナがある」と言われているほどサウナ好きのお国柄、公共サウナだけでなく、一般家庭にもサウナがあります。
でも、こうした事例は特に取りざたされていません。
どうも原因は、同じサウナと言っても、中身が違う。
日本のサウナの主流は高温低湿の「ドライサウナ」で、温度は80~100度、湿度は5~10%と、からっとした熱さが特徴、 一方、フィンランド式サウナの温度は60~80度とドライサウナほど高くなく、ロウリュ(熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させること)を行うことで湿度も上がります。そうした違いがあるようで、日本式は
もともと、マゾヒストでない私は、あのめちゃ暑いサウナは絶対体に悪いと避けていましたが、次からはぬるま湯サウナにしようと思います。そうして、せっせと精子をつくりまくり、日本の将来のために頑張りたいとおもっています。
あんたら後期高齢者が何をいうか、暑いサウナに入って熱中症や脳溢血でしんでくれたほうが、日本の将来のためだって?