嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

自然豊かなすてきな街を創ろう

アフリカ旅行の動画見てました。画像越しだから、暑さもニオイも、まとわりつくハエや病気を運ぶ蚊も無縁。

はるかかなたまで広がる草原に野生動物が群れています。ひたすら感動しました。

 

見終わって、ニュースの画面に切り替えたら、千葉県で「キョン」と呼ばれる野生動物が大量繁殖しているというニュースが載っていました。

もちろん、土着のものではありません。20年以上前、勝浦市のレジャー施設から脱走したやつが野生化したものだそうで、千葉県によると、2022年の推定生息数は7万1500頭。2012年には2万7900頭だったそうですから、10年間で3倍にもなったというわけです。同じように東京都大島村(伊豆大島)でも、台風で動物園から逃げ出したやつが増えて2万頭にもなっているそうです。人口が7500人なのに。

 

中国名が「子鹿」というように、写真見ると、小型の鹿で、なかなかかわいい。

可愛いのですが、雑食性で花や野菜を見境なく食い荒らしてしまい、農作物への被害が増えて困っているそうです。

しかも、「キョンはすごくすばしっこくて軽い。ワナが反応する前に逃げちゃう。キョンは他の動物と違って、捕獲して駆除するときに泣き叫ぶ。どれだけ生きることが大変で命が重いかこちらに伝えてくる。心をグサグサやられる。」というわけで、駆除も辛いしごと。

 

県民からの苦情を受けた千葉県知事は、瞬間、前の日にBSでみたアフリカの動画を思い出しました。

そこで出した政策。そうだ、思い切って災い転じて福となすという言葉があるじゃないか。

豊かな海と、険しくない山といった自然に恵まれ、東京ディズニーシーという超人気施設を擁しながら、都道府県魅了度ランキングでは10位以下に低迷、ここはひとつ、県の南半分を動物天国にして、県全体を巨大サファリパーク、自然公園にしようじゃないか。

 

ということで、知事会の席で各都道府県に声をかけました。

東京などでもアライグマやイタチ、イノシシなどペットとして飼われていたものが野生化して困っているようですし、東北各県や北海道などではクマの被害が増えて手を焼いています。

共通の悩みは、山に追いやってもすぐ人里に下りてくる、駆除すると全国各地から抗議の電話をうけて、殺処分できない、ということのようです。これらの都道府県に声をかけ、有料で引き取ることにしました。捨てられた犬、ネコも同様です。

 

今、いってごらんなさい。

キョンだけじゃありません。イノシシ、ニホンジカカモシカニホンザル、アライグマ、アナグマ、タヌキ、キツネ、イタチ、ハクビジン、ネズミ、コウモリ、ウサギ、モグラ、イヌ、ネコ、そしてクマ。ワニやオオトカゲもいますよ。

 

大型肉食獣はいないようですが、みんな、大自然の法則に従って、生き残るものと死に絶えるものがでているようで、一定のバランスがたもたれているようです。

人間はどうしているかって? 獣害柵をもうけ、その中で生活しています。ご心配なく。