嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

熊の被害激増をうけ当局も対策にうごく

クマって、ぬいぐるみや童話、アニメの世界では昔から愛されていますね。

中国ではプーさんは禁止らしいですが。(理由はBBCニュース参照)

でも、実際のクマは力が強く強い爪をもっているだけにうっかり近づくと危険な存在。

 

おとなしいパンダでももともとは肉食獣で、一旦怒らせると、肉食獣のような獰猛性をあらわすことがあり、縄張りに近づいたため襲われたケースもあるようです。

 

本州に多くいるツキノワグマはもともと臆病な性格といわれていますが、個体差もあり、近年では悩殺物や残飯の味を覚え、人を襲うケースもあるようです。

 

特に今年はクマの被害が過去最多だそうで、10月末時点の人身被害は173名以上で過去最多。

クマの出没する里山では、戦々恐々です。

 

被害が増えている背景のひとつが里山の荒廃。

農村地域の高齢化や過疎化、生活様式の変化によって、薪炭林が放置され、耕作放棄地が増えてきました。また、農家や集落にあったカキやクリが収穫されず放置されるようになり、人の手のはいらないサトと山の境界線がなくなってきました。

狩猟者も減っており、人をおそれず、食料を求めて人里に降りてくる、都市型クマ「アーバンベア」というクマが増えてきたというわけです。

 

そして、今年の被害が激増している最大の要因は、餌不足。

新潟県の発表では、クマの餌となるブナの実が3年ぶりに結実が認められない「凶作」、ミズナラやコナラはわずかに結実した「不作」とのこと。餌の状況は「非常に劣悪」とし、市街地でクマ出没が相次いだ2019、20年度と同様、餌を求めて多くのクマが人里や街に姿を見せる可能性が高いとのことで、同じ予測が多くの県からでております。

 

事態を重く見た農水省林野庁環境省、各県では、協力して、対策を検討しました。

 

― こうなるともはや、災害というレベルを超えて、国防の段階。自衛隊の力も借りてクマの駆除をしよう。

― そんなことしたら、直接の被害の心配のない筋からの動物愛護論が高まり、政治的にはまずい。国際的にも非難を受けると思われます。

― 要は、昔のように、棲み分けをさせることが肝心。クマを山地に閉じ込めるようにしよう。

― お触れを出して、これより下には立入禁止、違反したクマは罰金10万円とかにしますか。

― 冗談言っている暇はない。クマが罰金はらえるわけないだろう。

― じゃ、むちうち10回とか。

― 里地におりてこないよう誘導する方策を考えよう。

― みんなの意見を総合してこんなのどうでしょうか。

自衛隊の力を借りて、サトに放置されているカキなどの果物、残飯、などを集めて、山に撒く。

― 米軍にもおねがいしよう。最近のニュースによると、中国が買わなくなって困っていたホタテを大量に購入してくれることになったようだ。

 

子熊: わーい、空から、とうもろこしの芯や、渋柿が降ってきた。

お母さんクマ: よかったね。苦労して山から下りなくてすむようになった。あら、帆立貝も。トモダチ作戦のおかげね。 

子熊: ニンゲンっていいね。ヒトのいる所にいけば、もっともらえるかな。

お母さんクマ: 下まで下りなくても、餌もって山に来てくれるニンゲンもいるよの。熊鈴の音を聞いたらそれをめがけていけば、餌にありつけるのよ。