嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

エセ環境派に対してレゴ社の英断

地球温暖化対策だとか、環境保全だとか言って、色々な施策がとられており、大変良いことなのですが、便乗したいかがわしいものも多いのではと思われます。

 

そうした中、こんなニュースがありました。一部要約抜粋します。

デンマークの玩具大手レゴは、2021年に石油由来のプラスティック(ABS樹脂)から完全に脱却する方針をうちたて、代替素材として、使用済みペットボトルなどをリサイクルしたrPET(リサイクル・ポリエチレンテレフタレート)を原料とするブロック玩具を試作した。

ところが、rPETを使うには新しい設備や装置が必要となるため、カーボンフットプリント(製品サイクル全体の二酸化炭素排出量)がかえって多くなることが判明したという。

同社のCEOによると、「最初の頃は魔法のような新しい素材が簡単に見つかると誰もが思っていた。だが、そんなものは存在しないようだ。我々は何百もの素材をテストしてきたが、魔法の素材を見つけるのは不可能だった」と話した。

レゴは代替素材ではなく、ABS樹脂のカーボンフットプリントを徐々に減らしていく方針に転換、植物由来の素材やリサイクル素材を段階的に導入し、またブロックの梱包に使用する使い捨てプラスチック袋を25年までに廃止する計画も進め、32年までに二酸化炭素の排出量を19年水準から37%削減し、持続可能な素材のみを使用する目標を打ち出している。

 

この姿勢って素晴らしいと思いませんか。

 

グリーンウォッシュと言う言葉があるそうです。

環境に配慮した、またはエコなイメージを思わせる「グリーン」と、ごまかしや上辺だけという意味の「ホワイトウォッシュ」を組み合わせた造語で、環境に配慮しているように見せかけて、環境意識の高い消費者を騙すことを指す言葉で、コカ・コーラの緑色のラベル、マクドナルドの紙ストローなどがやり玉にあがりました。

 

「環境に配慮した商品とは?選び方やおすすめ20選をご紹介(SDGsコンパス)」というサイトにグリーンウォッシュの手口が、パターン別に示されています。

1. トレードオフを隠す
環境に負担をかけている要因が存在するにも関わらず、それらを隠し良い部分のみを公表する。
例えば、大規模な太陽光発電所であるメガソーラーは、資源を消費せずに環境に優しい再生可能エネルギーを生産できる一方で、設置場所を作るために森林伐採などの環境破壊が行われているケースもある。 (筆者:もしかしたら電気自動車もそうかも)
2. 証拠がない
環境に良いと謳ってはいるが、消費者が確認できる場所に具体的な内容が公表されていない。
3. 曖昧な表現
人によって捉え方が異なる曖昧な表現が使われていること。
4. 偽の表示
あたかも認証や支持を受けているかのような表現をラベルに使用するなど。
5. 無関係な主張
「使用が禁止されている有害物質を、わざわざ使用していないと表記する」など、嘘ではないが、消費者にとって有益ではない主張を行っているケース。
6. より悪いものと比較する
自社の製品と比べ悪いものを取り上げることで、問題点をすり替えているケース。
7. 嘘をつく
環境に配慮していない製品にも関わらず、環境問題解決に効果があるなど明らかな嘘をつくこと。

 

世の中にはびこる偽善、インチキに腹をたてるあまり、なんか、マジメな話になってしまいました。

「嘘ハ百」を標榜しながら、これって、ブラックウォッシュでは。

深く反省、お詫び申し上げます。