嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

台湾で雙十節(国慶日)に一日内戦勃発

台湾が好きな人多いですよね。台湾も親日家が多いそうで、お隣の国と仲良いのは嬉しいことですが、一方で、台湾有事などという言葉が囁かれており、日本にとっても大きな心配の種です。

 

今日、10月10日、中華民国では雙十節(国慶日)で祝日だそうです。
その由来は、1911年10月10日に大陸で発生した武昌起義という暴動事件で、これが辛亥革命の発端となり清朝が崩壊、1912年1月に孫文を臨時大総統とする中華民国ができています。

従って、中華民国開国記念日は1月1日、中華人民共和国国慶節を10月1日とし、建国記念日としているのとは、おなじ「中国」を標榜する国(台湾も「国」としておきます)でも異なります。

 

この機会に、すこし台湾のこと勉強してみました。

 

まず、民族構成。かなり融和が進んでいるとは言え、移民国家(国家とします)であり、我が国のように、一応単一民族でまとまっているのとは異なります。(世界を眺め渡しても、同じ地域を同じ民族が長期にわたって支配している国はむしろ例外的なようです。)

 

台湾2002年での人口は2300万人で、マレーポリネシア系の台湾原住民が1.7%、閩南民系(びんなん 福建省付近の漢民族)が73.3%、客家(山岳地帯にルーツをもつ漢民族)が12%、外省人(戦後、中共からおわれて移り住んだ漢民族)が13%と、4つのグループに別れている、
ただ、融和もすすんでおり、DNA検査などでは、人口の88%が原住民の血が流れ、人類学者の調査では、10代では100%が「私は台湾人であって、中国人では無い」という意識を持っているそうです。

 

つぎに歴史です。学校で習ったはずなのですが、あまり知らないことが多いです。

 

・もともと、マレーポリネシア系の先住民が居住。

・1642年から1662年までオランダが支配(一時期スペインも入り込んだ)

・1661年に大陸から来た漢民族鄭成功がオランダを台湾から追放、1683年まで鄭一派が支配。

・1684年に台湾は清国領となり、福建省台湾府となり、1885年に福建省から独立、台湾省に。・日清戦争を経て1895年に日清講和条約下関条約)締結、日本に台湾を割譲。台湾民主国独立宣言。その後住民の抵抗などを経て1902年に平定、近代化につとめるとともに日本本土と同じ制度を適用する内地延長主義(共学、婚姻の認可)で台湾を緩やかに統治。

清朝は1912年10月10日に発生した辛亥革命により打倒され、中華民国が誕生。

・1945年、第2次世界大戦終了、日本軍の武装解除のために上陸した蔣介石(現地の人は蔣中正と呼ぶ。「介石」は字(あざな))率いる中華民国・南京国民政府軍が台湾を中華民国の領土に編入すると同時に、台湾を統治する機関・台湾行政公所を設置。

・1946年6月、蒋介石率いる国民党と共産党の間で内戦勃発。(第2次国共内戦。1次は1927年1937年)

・1949年に共産党が勝利し、北京を支配下に置いた。10月1日に天安門広場で建国式典が初めて開催され、毛沢東により国の設立が宣言される一方、蒋介石中国国民党の残党は台湾に逃れ、総統として台湾を統治した。

・1971年、中華人民共和国が中国として国連に復帰。台湾、国連を脱退。
・1972年 日中国交「正常化」、日華平和条約廃棄、日台国交断絶。

 

歴史を通じて、半世紀にわたり、日本が統治していたわけで、近代化に寄与、善政を敷いた部分もあるにせよ、日本語を強要したり、支配者として圧政もしたことでしょう。事実、この間、抗日蜂起なども頻発していたようです。

それなのにほかのお隣さんと違って、なぜ、台湾の人たちが親日であるのが少し不思議ですが、日本のあとに来た蒋介石軍の軍律が乱れ、乱暴狼藉の限りをつくしたこと、そのあとの政権運営も過酷なものがあったなどの理由で、相対的に日本統治時代がよく見えたというのが真相だとか。(よく存じません)

 

そして、「台湾有事」とも密接にからみあう政治情勢。

3つの立場があるようで、来年1月に予定される総統選挙の結果次第では、中国が過激な動きをしかねないといわれています。

◯ 中国大陸との統一を志向する統一派。「1つの中国」のため、対話が必要だという立場で、国民党がその中心。

◯ 中華民国を解体し台湾共和国の建国を志向する独立派。民進党が中心。

◯ 現状維持派である。 中国(中共は)陰に日なたに、この層にはたらいかけている模様。
台湾の大手紙「聯合報」の世論調査で過去10年間(2013-22年)の勢力比の平均値を算出すると、独立支持30.2%、現状維持支持49.8%、統一支持14.3%とのこと。

現状維持派は、台湾の自由民主体制の方が良いと思っているから、統一には大反対だが、米国のウクライナ支援に腰が引けているのを見るにつけ、中共をあまり刺激してはタタリが怖いという感じになっているという。

(ここまでは、マジメな話)

 

ここまで書いていて、今、ニュースが入りました。

台東を中心とする山岳地帯の少数民族が、反乱を起こし、目立った戦闘もないうち、みるみるうちに、東半分を支配、独立を宣言したとのことです。

政府は、鎮圧に動きましたが、あっという間に、敗退、わずか20時間の間に首都陥落。

双方からの要請により、米軍が治安維持および、選挙管理にあたり、国民投票を実施、新しい体制に移行することになる予定。

米国、日本はじめ主要各国はこれを国家として承認、大方の予想では、中華民国は消滅、かわって「台湾民主主義共和国」が誕生、とりあえず、現総統の蔡英文氏が、臨時首相を務め、来年1月に正式に新体制に移行することになりそうです。

 

もちろん、中国軍は軍を差し向けようとしましたが、あっという間の出来事であり、米軍と事を構えるわけには行かず、どこかの国の政府のように「遺憾である」との声明文を出すことしかできませんでした。

でも、危なかったですね、もう少し早く中共が気づいていたら、大惨事になったかも知れません。

まったく上手く仕組んだ八百長試合でした。

 

バカ話はともかく、台湾、行きたいですね。最も手頃な外国で、安心して街をあるけるし食べ物も美味しい。

 

手頃なツアーないかなと思って、阪急旅行者とHISを調べると、

◯ お手軽台湾3日間  75000円

◯ スーペリアクラスホテルに泊まる!おふたりの台湾4日間 60000円

◯ 阪神タイガース 優勝記念スクート利用台北4日間(39,900~104,600 )

◯ スクートで行く!選べる九フン観光付き台北4日間(51,800円~96,800円

ちなみに、個人旅行でも、スクートの直行便で33,000円、時期にもよりますが、4-5万円で往復可能、宿だって1泊5000円程度でもそれなりの宿はとれそう。

いやー、お手頃ですね。

 

ということで、とりあえず、練習も兼ねて、近所の台湾料理店へ直行。

ランチセット880円、ボリュームもあるし結構おいしい。2人で行って2種類頼んでシェアすれば、大ご馳走。

台湾頑張れ。