駅までは、国境なき医師団のチラシが配られていました。また、町会の掲示板に、子ども食堂の案内があり、これ人々の善意で支えられているのだろうな、と思いました。
お金って、いくらでも欲しい物ですが、ある程度のゆとりがあれば、少し寄付をしようという人もおられます。私も、少ないながらも寄付をしていますが、ちょっとのお金で「良いことをした」という満足感、幸福感が手に入るのだから、映画やライブを見に行くより安い娯楽です。
安い偽善といわれればそれまでですが。
でも、募金をしている先は、詐欺的なものも多いようで、注意が必要です。
統一教会など、宗教団体に献金するのもそうですが、こちらは、洗脳されても、詐欺ではない点、まだマシ。(いえ、もっとタチが悪いかも)
マジメにやっているところでも、天下りの理事が高級を食んでいたり、立派な設備を作って無駄な出費をして、末端にはあまり届かないというのも困りますね。
2,3,思いつくところについて年間寄付額、経費をしらべてみました。
◯ ユニセフ 13% 4600億円で、4000億円が使われ、経費は600億円
◯ 国境なき医師団 13% 1500億円、うち1300億円が使われ、経費は200億円
◯ 日本赤十字社 10% 333億円で、300億円が使われ、経費は33億円
◯ フォスタープラン 20% 100億円、うち80億円が使われ、経費は20億円
◯ Save the children 27% 37億円、うち27億円が支援に使われ、10億円が経費
数字はいずれも、2022年度で、新型コロナの影響もある年です。
それぞれの活動内容、経費の計上方法が異なり、また規模にもよるので単純比較はできませんが、ネットで揶揄するひとが言うほど、無駄遣いをしているとは思えません。
これと比べるのは不謹慎ですが、ギャンブルのペイアウト率(還元率)はどのくらいでしょうか。
◯ 宝くじ 46%(100円の宝くじを買ったら、46円の当選金が期待できる)
◯ 競馬 70-80%
◯ 競輪 75%
◯ 競艇 70‐80%
◯ パチンコ 80-90%
ちなみに、日本財団は、福祉関係に多額の寄付をしているようですが、この財源はボートレース(競艇)だそうです。パチンコは、かって、某国に上納されているなどと、ネットで言われていましたが、デマの可能性もあるし、少なくとも今はそんなことないでしょう。(よく存じません)
こうしてみると、宝くじは、全く無駄使い。
一番有利なのはパチンコ、でもこれは技術が必要なので、下手がのめり込むと身の破滅。
ね、寄付でもしたほうが、良いでしょ。
え、大きくなって成人した子供が言っています。お父さん、そんな無駄遣いしないで、僕に寄付してよ。 とんでもない、昔はいざしらず、今ではペイアウト率(還元率)は、ほぼゼロ。
オレオレ詐欺には騙されないように、たとえ相手が本当のオレでも。