嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

神社仏閣でもワンストップサービス導入

デジタル化に遅れをとっているという我が国ですが、それでも行政など、ワンストップ化が進捗、便利な世の中になってきました。今、騒いでいるマイナカード問題も一刻も早く解決させて、もっと便利にして欲しいものです。

 

民間企業では、すでに色々なサービスがWEBでできるようになり、一つのサイトで諸手続きがすすむようになっています。

(もっとも、故意に都合の良い方向に誘導する「ダークパターン」や、自分たちの省力化ばかりに目が行って、聞きたいことがあっても窓口がない、あっても何の役にもたたない「チャット」サービスや、絶対繋がらない電話窓口だったり、そういう遅れた、あるいは悪質な企業も多いですが。)

 

宗教界も例に漏れません。

従来からも、デジタル化はすすめられてきており、納骨堂のデジタル化はめずらしくなり、なかにはWEBでお墓参りできる寺院も登場してきました。観光客のおとずれる寺社では、スマホをかざすと説明がでてくる案内設備、お賽銭の電子決済、電子おみくじ、そういった合理化は枚挙のいとまがございません。

 

この延長線で、リモート参拝や、ワンストップサービスが導入されることになりました。

 

その背景には、ITの発達、人々の意識の変化などもありますが、お寺、神社側の事情もあります。

各地にある神社やお寺が、緑あふれる広い境内を擁し、地域のコミュニティーセンター的な役割をはたしてきましたが、一部の観光で潤っている有名社寺は別として、地域に根ざした小さな社寺は氏子や檀家の減少により、経営難にあえいでいるようです。

有名寺社についても、一部を除いては参拝者が減ってきたという現実もあります。

弘法大師の昔から我が国に根付いている霊場巡り、お遍路さんがその例で、新型コロナを機に出足が鈍り、また、人口の高齢化に伴い、体力的にも困難を訴える人が増えてきたためです。

 

そこで、でてきたのが、この、ワンストップ、リモート参拝制度です。

 

地元の神社、あるいはお寺に行ってください。

社務所、寺務所には、いくつかブースが並んでおり、その中に、ATMのような機械が置かれているはずです。ここで、お参りしたい神社、お寺を選び、あとは画面の誘導に従ってください。

お賽銭は、電子決済も現金も可能です。一定の金額をおさめると、御札やお守りが出てきます。

お祓いをご希望の方は、別のコーナーに行けば、対応してくれます。

これの素晴らしいところは、どこどこに参拝したかのデータがスマホに送られ、履歴がのこることです。

通常ですと、時期に応じて「そろそろお参りされては」というPRや、ほかの社寺から宣伝がはいったりしますが、年会費を納めてプレミアム会員になるとこれらの広告もなくなります。

それでは物足りない人は、ガラガラ(本坪鈴=ホンツボスズというのだそうです)ところにある、ボックスにスマホをタッチをすることで、完結します。

お賽銭は、窓口になった社寺とアクセスされたところとで折半、御札やお守りはプリンターや3Dプリンターで作成されることになっており、中小社寺では、足を向けてくれる人が増え、収入も増加、大きな観光地では、混雑か緩和されるなど、好評のようです。

税務署も、なぜか大大賛成のようです。宗教団体が非課税であることを悪用した例が頻発、将来このの方針を見直す予定があるのかもしれませんね。