嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

戸籍法が改正されそう、キラキラネームは。

昨日は、「なんで習近平はXi Jinpingなのに、岸田文雄はFumio Kishidaなの」と題して名前の英文表記について書きましたが、今日はもっと身近な話です。

 

名前って、他と区別するための標識にすぎないっていえばその通りですが、親が、子供の将来を考えて考え抜いてつけた(残念ながら一部例外もあるようですが)大事なもの。

名前の表記は、帰化される方も含めローマ字不可、常用漢字、人名漢字、カタカナ、ひらがなに限られていますが、現在、漢字氏名の読み仮名を巡って法律の定めはなく、氏名や生年月日など戸籍に記載が求められる8項目にも入っていないそうです。つまり、百合子と書いて、「みどりのまじょ」と読んでも、都条例はいざしらずすくなくとも戸籍法上は問題なし。

 

ところが、マイナカードなども普及、行政のデジタル化を奨める上で、それじゃまずかろう、新たに読み仮名を記すにしよことうというわけで、2023年5月17日に開けれた法制審議会の戸籍法部会は、戸籍法改正の中間試案をまとめたそうです。  

 

そうなると、きらきらネームを公認することになる、個人の自由とはいえ、どこまで許されるかという話がおこってきます。

解説によると、いわゆる「キラキラネーム」と呼ばれる個性的な名前や読み方が認められる一方で、「太郎」の読み方を「じろう」とするなどは許容されない可能性があるとのこと。
(ここまでは概ねホントの話)

 

うち赤ん坊予定ないから関係ないとお思いのあなた、他人事ではありません。

 

中間試案では新生児や国籍取得者は届け出る際に読み仮名を加えるわけですが、すでに戸籍がある人は一定期間内に市区町村長に申し出る、期間内に申し出がなければ市区町村長が職権で読み仮名を定めるということのようです。最近役所に文句つけたりして嫌われているから、意地悪されて変な読み方に決められないよう、気をつけなければ。


もっともこれはあくまでも閣議決定、中間試案レベルの話。当然、様々な意見が上がってきております。

 

早速とびついたのが、自民党との対立軸を模索していた人権民主党の産藤霊峰さん(離婚前は林田

霊峰、帰化前はLee-Hungry)、彼女の意見に耳を傾けましょう。

 

読み方とかそんな小手先の話はどちらでもよろしい。この機会に、姓を名乗るのはやめるべきです。みなさんの先を行く私は、ずうーっと霊峰でとおしています。ついでに、性別の表記もやめれば夫婦別姓問題やLGBTQ法案を巡るから騒ぎも解決、高速道路ICでトイレに行列ができているとき、私も安心して空いているトイレにはいれるってもんです。スローガンは ”姓も性もなくしてせいせいしよう” ですね。

 

私なんか、帰化したり、離婚したりで、ずうっと性の問題、いえ、姓の問題で苦労してきたわ。結婚したらどちらかの姓を名乗るなんて性差別です。それでなくても姓によって、家柄が想像できるとか、出身地、出身国がわかるなど、差別的だと思いませんか。

昔、壬午戸籍というものがあって、部落差別の元になったのをよもやお忘れ? 壬午戸籍が悪いんじゃなくて、戸籍そのものにも問題があるのよ。

え、台湾も含めて、世界中、みんな姓をもっていて人類普遍的なものだって?

そんなことないわ、姓(苗字)を名乗ることが一般に認められるようになったのは、たかだか明治以来の話、外国だってミャンマー、モンゴル、インドネシアエチオピアなどでは姓がない例があるわ。今の日本だってそもそも天皇陛下は姓をお持ちではない。いまや家族の一員同然であるペットの多くは姓がないでしょ。 (おいおい、一緒くたにするな、右翼にやられるぞ)

 

一方、姓自体に問題があるのではない、姓のつけかたに問題があるのだ、と主張するのが、植物学者の牧田富三郎氏。

 

もっと科学的につけるべきです。動植物の学名のつけかたに倣うべきですとのご発言。

でも、人類の場合、哺乳類霊長目ヒト科、ヒト亜科ヒト族、ヒト亜族でみんな同じで、どうしろって言うのですか、といわれ、そうだ人類みな兄弟、お父さんお母さんを大事にしよう、なんて言ってこまかしてしまう始末、やはりこれは科学者の出番ではない。

 

そこで真打ち登場。

金萬寺住職小谷運慶師のおはなし。

 

みなさん、戒名ってお葬式の時につけてもらう死後の名前だとおもっておられません。

本来は、出家して仏弟子になったときにいただくものなんですよ。

それでね、山川草木悉皆成仏という言葉ご存知ですか。つまり、いけとしいけるもの、いや、生命の無いものも全て仏性をもっているのですから、生まれたときから仏弟子

ですから、お名前は私達がつけます。

変な顔しないでください、キリスト教でクリスチャンネームつけるのと同じです。それが本来の姿なのです。

で、どんなお名前にしましょうか、一番下のランクは、10万円、その上は....。

 

なんか、名前の読み方から、苗字のありかた、誰がつけるかなどと、話が変な方向にそれてきてしまいました。この問題、簡単じゃないみたいです。