新型コロナの感染状況がまた緩やかながら増加しています。お盆や夏休みで人の移動が激しくなったためもありますが、これから冬にむかい、心配されるところです。
つい最近、7回目のワクチンを打てとの案内が来ました。
ワクチンについては、陰謀論なども流布しており、結構教養の高いひとでも、接種後死亡例が多く、これを当局は隠蔽している、自分は心配だから打たない、と言っている人がいます。
正直、ちょっと不安にもなりますが、以前、子宮頸がんのワクチンを停止したため大勢の人が亡くなったケースもあり、どちらにせよゼロリスクはありえないわけだし、少なくとも統計的にはあきらかにワクチン無しで罹患したときのリスクのほうが高い。私個人としては、そう思って受けることにしています。 (以上、私見)
とは言え、それでなくても、風疹、三種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)、B型肝炎、肺炎球菌、BCG、インフルエンザなど、沢山の予防注射が推奨されて来たのに加え、今回のように年に何回も接種するなんてことになると、ほんとにそんなに必要なのか、薬屋をもうけさせるためではないか、などと思いたくもなります。
そういうこともあって、次第に接種者が減ってきたようです。
1回目1億4百万人(89%)だったのが、4回目になると5千9百万人、5回目、3千3百万人、(8月現在。6回目は接種対象になっていない若年層もいるので省略)と、回を追って接種者は減っています。流行が戻ってきている状況において、このままでは社会的免疫がなくなり、大流行の懸念が高まっているようです。
そういうこともあり、最近、政府内で、ワクチンなどの義務化にむけて準備がすすめられています。
また、このさい、昨今の輸血の血液不足対策として、献血も義務化しようということになりました。
すなわち、
1.4ヶ月毎に、新型コロナワクチンの接種をする。
2.接種のとき同時に、一定の要件を満たした人は年令に応じた量の血液採取(献血)をする。
3.従わない場合は、罰則も設ける。
献血の強制化については、野党からは反対の声もあがりましたが、血税という言葉もあるくらいだから国民の義務として容認されるべきだ。徴兵されて、高い確率で血を流すことになるのとどちらを選ぶか、といわれ、説得に応じた模様です。
普段から、健康に留意して免疫力をつけ、また血を沢山つくっておきましょう。