嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

美術品の値段を当てられますか

友人が定年退職後に趣味で始めた油絵がメキメキ上達、各種の賞に入選するにいたり、その作品が展示されているということで、柄にもなくデパートの美術展覧会場に行ってきました。

 

いくつかの絵には値段が表示されております。良い絵だなと思って説明書き(キャプション=wall label というのだそうです)に添えられている値段を見ると、結構高い値段がついています。中には内外の有名大家のもいくつかあって、何百万円、何千万円のものもありました。レプリカかもしれませんが、こんな高額なものが展示されているのも驚きでした。

 

ちなみに「モナリザ」は1911年に盗難にあい、1913年に発見されましたが、そのときの時価が16億3000万ドルだったそうです。また、1962年に保険への加入を検討した際、およそ1億ドルの価値があると査定されたのだそうです。随分違いますが、要は値段がつかないほどの高額ということ、50-100年昔の話ですから、現在ならいくらになることやら。
最近実際に値段がついたものでは、ダ・ヴィンチが描いたイエス・キリスト肖像画が2017年のオークションで約4億5000万ドルだったそうです。購入者はアブダビ文化観光局で目下秘匿されているとのことです。

 

さて、現実に戻ってデパートの美術展覧会。

暇なもので、自分の中で当てっこクイズ、自分なりに評価を下して、キャプションにそえられた値段を見る。そうすると値段こそは当てられないにしても、高いか安いかは結構当たっていて自分の審美眼に自信をつけました。

(実態は、良い絵は目立つように展示されているから、それに引きづられて良い評価をしたのでしょうけれど。)

 

そうなると、値段のないものを見ると、ストレスがたまります。純粋に絵を楽しめばよいのに、これなんぼや、と聞きたくなります。そして値段の高い絵はじっくり見て、安い絵は足早に通り過ぎるということになります。

 

帰り道、時間があまったので上野の東京国立博物館に寄ってみました。

流石です。展示物にはすべて値段がつけられていました。さすがに非売品とは書いてありましたが、文章でその来歴、価値を説明されるよりよっぽどわかりやすくて、理解が深まりました。

美術館を見終わって、西郷さんの銅像にたちよると、ここにも値札が。しかも、なぜか、西郷さんより連れている犬のほうが高かった。明日、ハチ公がいくらか見に行くつもりです。

 

トイレを我慢できなくてもこれはいけません

こんなニュースがありました。

 

TBSのアナウンサーのW氏(WCではありません)は泥酔して、民家に上がり込んで放尿するなどして警察に通報されたというニュースです。

TBS関係者によると、『Nスタ日曜版』に出演後、外食に繰り出し、朝方まで飲んで泥酔。その後、杉並区内の民家に上がり込んで、放尿するなどして通報されたとのこと。

その後、警視庁杉並署の警察官に保護されたのですが、住人が被害届を出さなかったことから、逮捕には至らなず、社内的にも番組出演を控えるだけで、懲戒処分は免れたようです。

 

アホらしい話ですが、疑問点満載です。深く考察してみました。

 

疑問1. 仕事場は赤坂でしょうから飲んだ場所は、新宿、池袋あたりで、板橋ではないでしょう。自宅、あるいは知人(女性?)の家が板橋にあるのでしょうか。

タクシーでむかったなら、もっと別な場所でトイレをすると思います。最悪でも車内で漏らすでしょう。

疑問2. なんで、民家に上がり込めたのでしょうか。

「民家に立ち入り」ではなく、「上がり込んだ」とありますから、庭先で立ちションしたのでなく、家屋の中にはいったのでしょう時刻はわかりませんが、その家は施錠されていなかったのでしょうか。

疑問3.W氏(しつこいけどWCではない)は、道ばたでやらずに、なんで家にはいりこんだのでしょうか。立ちしょんべんはいけない、というTBSアナウンサーとしての倫理観があり、自分の家のつもりでトイレを探し、いつもトイレのある当たりで行為におよんだのでしょうか、それならW氏の住まいは同じような一戸建ちなのでしょうか。

疑問4.家宅侵入は結構重罪だと思うのですが、被害届がなければ無罪放免されるのでしょうか。それとも酔っ払ってのことだから甘くみてもらえたのでしょうか。

被害を受けた家は、TBSから謝罪、「おわび」の金品を差し出され、説得されたとは思いますが、よほどやさしい方だったのでしょうね。

疑問5.TBSはこの事態を報道するのでしょうか。また、なんで懲戒処分(戒告も含め)をしないのでしょうか。一般企業でも、逮捕にいたらなければ、私的な不祥事ということで不問に付すこともあるでしょうけれど、政治家や芸能人が同じことをしたら、(相手が有力プロダクションだったりして強い場合は別として)大騒ぎするでしょうから、そのへんの判断基準はどうなっているのでしょうか。 報道しないということは、ニュースバリューは低いということなのでしょうか。

 

こんなつまらない素人詮索をよそに、新しい商売を考えた人がいます。

池袋の飲み屋街も端の方にいくくと、コロナの影響か、老齢化のせいか、空き家となった店がならぶ一角があります。そのうちの1軒、貼られている看板も古くうらぶれ感満載、もとは車でもとめていたのでしょうか、すこしくぼんだ場所がもうけられており、街灯の光も届いていません。そういうわけで酔っぱらいたちが引き寄せられていきます。

ところが気づかなかったのですが、昨日から「月極トイレ、無断使用は1万円を申し受けます」という表札が建てられていました。

誰も見ていないと安心してはいけません、赤外線カメラで監視されており、怖いお兄さんが待機していますよ。こんなところで、またボッタクられてはたまりません、どうせなら明るい場所で正々堂々と、いや、これもだめか。

熱き心、真っ赤な血潮のあなたへ

僕らはみんな 生きている

生きているから歌うんだ

ぼくらはみんな 生きている

生きているから かないんだ

手のひらを太陽に すかしてみれば

まっかに流れる ぼくの血潮

ミミズだって オケラだって アメンボだって

みんな みんな生きているんだ ともだちなんだ

 

みんなが口ずさんだことのある国民的な唄、作詞はやなせたかしさんです。

 

でも、大きな間違いに気づきました。

弱肉強食だとか生物連鎖ヒエラルキーとか、そういうことじゃないです。

ぼくの血潮は赤いけど、ミミズやオケラやアメンボの血って赤くないのでは。

 

ミミズは赤いです。ヒルとちがって他人の血を吸ったりしない善良なやつですから自分の血の色です。でも、アメンボやオケラは赤くない。

調べたら、大半の哺乳類、魚類、爬虫類、両生類、鳥類など脊椎動物は赤いけど、軟体動物や節足動物は青い、そして昆虫は食べ物によって青かったり黄色かったりするようです。

同じ魚屋さんで売られている魚は脊椎動物なので赤い血だけれど、イカやタコ(軟体動物)、エビやカニ節足動物)は、青い血というわけです。

 

その原因は、脊椎動物の血液の中で酸素をはこぶヘモグロビンは鉄分を含み酸素と結合すると赤くなるのに対して、イカやタコなどの軟体動物はヘモシアニンという物質で、これに含まれている銅と酸素がむすびつくと青くなるからなのだとか。ややこしいから統一したら良いのに神様の意地悪。

 

一方昆虫は、血管に酸素をはこばせず、気管が直接体内に酸素を運ぶしくみになっており、血液に相当するものは、血液とリンパ液、組織液とが一体になった「血リンパ」として、栄養をはこぶだけの役割をになっているのだそうです。だから、青虫の「血」は青かったりと、食べ物の色になったりするのだそうです。

 

ついでながら、卵の黄身は黄色いというのが通り相場ですが、白っぽいのもありますよね。卵黄の黄色はカロチノイド色素によるのですが、カロチノイドは体内でつくれないため、エサのトウモロコシ等で色が変化するのだそうです。たまご生産者は濃い黄色にするため、マリーゴルドやパプリカ等をえさに混ぜたししているそうですよ。

 

我々にとって血の色は、警戒色。だから赤信号になれば車は止まります。

タコを捕まえるときは、青で立ち止まる習性を利用して青いランプを灯すのだそうです。

シュノーケリングをされるときはお試しください。シュノーケリングをする機会のない方はエビガニ捕まえるときにでもお試しください。

 

AIが表情や声からペットなどの気持ちを読み取ってくれます

ペット命、って人増えています。
スーパーなんかに行っても、ペットフード、ペット用品を売っているコーナーが増えています。

飼い主(もはや親というべきか)としては、良いものを食べさせて、快適に暮らすようにと一所懸命尽くしますが、言葉が通じないのがもどかしい。特に病気なんかになったらなおのこと。

 

そういうニーズに応えて、AIを活用したペット向けのアプリサービスが相次ぎ登場しているようです。表情や行動履歴から痛みの程度を検知して健康管理に役立てるサービスや、気持ちをAIが読み取ってセリフを表示するアプリなど


例えば、ケアロジー社のウェブアプリサービス「CatsMe!」はネコの表情のデータベースを保有、飼い猫の表情を撮影してアップロードすると、このデータベースをもとにAIが画像を分析、痛みを「なし」「小」「大」の3段階で表示するのだそうです。
更には、顔写真をアップロードすると、ペットの気持ちを読み取ってセリフを表示するアプリもできています。 (ここまではホントの話)

 

日本野鳥の会では、探鳥アシストアプリを売り出しております。

これはスマホが鳥の声を拾うと瞬時に鳥の名前とサンプル画像を表示、更にその習性などを説明の上、どの方向に声の主がいるかを指し示すというものですが、今回これを更にバージョンアップ、鳥の言葉を日本語に翻訳する機能を付け加えました。

これにより、探鳥が楽になるだけでなく、鳥の仲間になったかのような気分を味わえ、バードウォッチングがますます楽しくなるというわけです。

 

こういう流れはもちろん、ペットや野鳥だけにとどまるわけはありません。

少し遅く帰宅すると、今日はどうしたのなんて聞きながら奥様がスマホをかざしてきます。なんでも健康管理のためなのだとのこと。

健康を守ってくれるよくできた奥様?、それは考えが甘い。奥様はあなたの表情や声の様子から、あなたの行動と嘘を見破るというわけです。

なにを今更、アプリなんかに頼らなくても、あの人すぐ顔に出るからすぐわかるわ、と仰る奥様も多いかと思いますが、アプリをつかうと記録が残り、時系列的に管理できるのがミソです。言い争いになったときや、万一裁判なんかになったとき絶大な威力を発揮しようというものです。

 

なに、男の方だって負けていられません。AIを使った対策アプリを活用、例えば浮気してきた日も、今日は大阪から出張してきた人を近所のサウナにお連れしたのだ、などというストーリーを何回も囁き刷り込んで貰い、自己暗示にかかって心底そう信じた顔をして帰宅するというわけです。グーグル・マップなどの履歴もそのストーリーにあわせて修正してくれるので万全です。

 

ひとつだけ心配なことがあります。クラウドをつかっているのでAI同士がどこかで連携していて、AIの倫理規定を振りかざし世の中の嘘は許さない、みたいになったらどうしよう。

アフリカ民話から学びました

東南アジアや南ヨーロッパの観光地なんかにいくと、物売りが寄ってきて、いい加減な物をぼったくり価格で売りつけてきますよね。アジア旅行の本なんか読んでいても、現地の人々の時間のルーズさテキトウさ、市場での値段交渉のいい加減さなんかを面白おかしく伝えてきます。

私も、こういうのに対して「約束を守らない」「契約という観念がない」、そういう遅れた社会だから仕方ないと断じて、それなりに対応してきました。

 

そうした中で、面白い本を知りこの考えが変わりました。

小川さやかさんという文化人類学者がタンザニアの路上商人たちの世界に飛び込んで、みずから商取引をしながらその世界を描いた本及びその続編とも言うべき新書です。(インタビュー記事を見つけたのでリンク貼ります

卸業者が路上商人たちに古着を卸すのですが、零細商人ばかりなので掛け売り。騙したり騙されたり、知ってて騙されることもある、時には採算割れで売って、その損を他の人から取り戻す。貸した金を踏み倒した相手とたまたま出くわしても、取り立てたりせず、他の人からだまし取って元をとる、そういった一種の相互支援システム、異次元の資本主義経済を描いています。

 

あまり読解力、記憶力がないので、表面的な理解ですが、そうか、アジアの物売りたちや時間にルーズな人たちもこれと似た原理で動いているんだ、と目からウロコ。

世の中どうなるかわからないのだから、本来、人は持ちつ持たれつ、ないものはない。契約なんてものを結ぶ我々の頭がおかしいのではないか。

伝え聞くアメリカ社会のように、ギチギチの契約書を作り上げて何かと弁護士が出っ張ってくる社会が変なのではないだろうか。

こういうのは、契約を結べば、約束事通りに物事がすすむ、理屈通りに世の中が動く(はずだ)というのが大前提。でもこれって人間の傲慢。

 

相手が自然だと考えたら、約束なんかない。頭使えば大体の予測はつくけど、雨がふるかもしれないし、突然地震や噴火がおこることもある。自分の中でも突然脳血管が詰まったり、階段から滑り落ちて死ぬかもしれない。本来世の中は不条理、なるようになるもの。

 

さやかさんのインタビューの中で、子供相手のおとぎ話が勧善懲悪になっていないという話題がありました。面白そうなので調べたら、アフリカの民話が載っているサイトをみつけました。例えばこんな話。

 

(むかしむかし、あるところに)、ミザという貧しい女がおった。
そのときミザは妊娠していて、普段よりうんと空腹だったが、家が貧乏なので、いつも我慢していた。貧しいミザの家では、炭の焚き付けに燃やす物もないので、料理する時にはいつも隣の家に火をもらいに行っていた。

その日も、ミザはいつものように、大きなおなかを抱えて、隣の家に火をもらいに行った。隣の奥さんはちょうど昼飯の支度をしており、肉のたっぷり入ったうまそうなシチューが炭の上でぐつぐつと煮えていて、台所中にいい匂いが漂っていた。
「あの、きょうも火を分けてください」
「ああ、いいよ、ちょうど炭がついているから持っていきな」
隣の奥さんは快くミザに火を分けてやった。
「ありがとうございます」

ミザは火をもらって家に帰ると、わざとその火を水で消し、もう一度隣の家に行った。隣の家ではさっきのシチューが、もっとうまそうになって炭の上で煮えていた。
「あの、火つけに失敗して、分けていただいた炭まで消えてしまったので、もう一度火を分けてください」
「ああ、いいよ。まだ炭がついているから、もって行きな」
今度も隣の奥さんは快く、ミザに火を分けてやった。

ミザは火をもらって帰ると、今度もわざとその火を消して、大きなおなかを抱えて、隣の家に行った。隣の家では、さっきのシチューがすっかり出来上がって、家族全員でうまそうにご飯を食べていた。
「あの、火付けに失敗して、分けていただいた炭まで消えてしまったので、もう一度火を分けてください」
「ああ、いいよ。わたしはもう火を使わないから、いくらでも持って行きな」

ミザはそのまま家に帰ったが、歩きすぎと、空腹で目が回り、そのまま倒れると、流産して死んでしまった。ミザの家には、火をもらったって、何にも料理するものなんかなかったのさ。
妊婦はとかく腹が減るもの、腹の大きな女に食べ物を見せたら、ちょっぴりでもいいから、分けてやれ。

引用したのは、Bakaraさんというアフリカ製品輸入元のサイトですが、リンクの利用が不安な方は、「アフリカの民話」「Bakara」で検索すればでてくると思います。

一部だけみて語るのは差し控えるべきなんでしょうけれど、正義が勝ったりハッピーエンドになる話は少なくて、物悲しいお話やブラックな話など厳しい話が多く、不条理の世界です。

 

日本人は平和ボケといわれますが、先進国の住民はみんな、条理ボケなのかもしれません。

人を刺さない有益な蚊の存在もお忘れなく。

そろそろ蚊に悩まされる季節。

4月上旬に、蝿蝿蚊蚊蚊 と題して、最も人類を殺しているとわれる蚊の殲滅を図る作戦について触れました。

でも、人を刺さないどころか、有益な蚊もいるのだそうです。

 

夏になると、蚊柱が立ちます。あれが家に入り込んで刺しまくると思うと、ゾッとします。ゾッとして、普段無農薬だとかいって薬を避けている奥様方も鬼の形相になって殺虫剤をぶん撒く。

 

でも、あれは人を刺さない蚊、ユスリカです。

ユスリカに言わせれば、間違えられて迷惑しています

 

ユスリカは、昆虫綱ハエ目ユスリカ科に属するハエの仲間で、そのほとんどの種類は、水中や湿った土中で卵から幼虫になり、そして蛹となって、最後に成虫へと変態していきます。成虫になったユスリカのオスは、蚊柱をつくってそこにメスがはいってくと思いを遂げ、メスは産卵し、その一生を終えます。


オスの蚊も血を吸わない一方、メスは卵を生むために吸血するのに対し、ユスリカの成虫は雄も雌も血を吸いません。それどころか、口器が退化しているために、ほとんどの種類のユスリカはエサを食べられず、わずか数日で命を落としてしまいます。


オオユスリカやアカムシユスリカなどの幼虫はアカムシと呼ばれ魚類のエサとして釣り人などにはおなじみ、また熱帯魚を飼っている方もお世話になっているのではないでしょうか。

また、アカムシは、水底泥の有機物を多量に食べて成虫になり、飛んでいくので水域や土壌の状態を良質に保つためには欠かせない虫だともいわれています。

若いときは魚に、長じては鳥なんかに食べられ放題、食物連鎖の最下層で一生を全うする可哀想なやつなんです。

 

ハマダラカやアカイエカ諸君、ユスリカにできることは君たちにもできるはず。体質上どうしても血が必要なら、少しくらいの血ならすわせてあげるから、バイキン入りのお釣りなんかよこさず、痒くならないように自己改造をして、人類と共生しなさい。

対策を取るなら、今のうちです。さもないと、我々人類は大量の殺虫剤を用意してあの手この手で、君たちと戦う覚悟ですぞ。

スマートトイレで健康管理

尾籠な話で恐縮ですが、最近お通じがいまひとつ。年齢からくる弛緩性便秘のようで、運動したり、食物繊維を摂取したり、いろいろ努めていますが、はかばかしくありません。やっとの思いで得た作品をみては、一喜一憂しています。

 

話変わりますが、スマートウォッチ、つけている人が増えました。

私は、腕時計ですら邪魔くさいし夏場は汗でむれるので使っていませんが、血圧や血糖値、血中酸素濃度なんかも測って記録してくれる優れものだそうです。

 

そうしたなか、YOYO社からスマート便器なるものが売り出されました。

作品のグラム数、色、潜血の有無、寄生虫などの生体反応、等々を瞬時に判別して知らせるものです。高額な上に新規に設置するときか、付け替えるしかないですが、徐々に売れ始めております。

一方、INEXブランドを展開しているライバルメーカーのリク尻(LIXILI)社からは、尿の分析機能を備えた便器が発売されました。尿糖、潜血、尿蛋白などがたちどころに解り、連動しているスマートフォンに記録されます。こちらは、外付けが可能なようで、売れ行き好調、家庭用のみでなくホテルなど業務用でも一括購入するケースがでだしたと聞きます。

 

社会的にも波紋をなげかけております。

選挙を控えてバラマキ政治に余念のない某自治体では、早速、補助金支給を決定。その一方で、日本健康診断推進収益増進機構からは、素人判断は危険です、毎年1回、医療機関で健康診断を受けましょう、という声明が出されています。

そして、厚生労働省からは、測り過ぎに注意しましょうという表示の義務付けがなされることになりました。

毎日、数値を気にしていて健康ノイローゼになる国民が激増、ついに自殺者が出るに至り社会問題化したためです。

 

体調が良いか悪いか、自分で判断すればよさそうなものですが、でも、怖いものみたさ、どうしても数値が気になりますね。

車の認証不正問題が公共交通機関に波及

このニュースはご存知と思います。

「昨年末から年初にかけてダイハツ工業豊田自動織機にて発覚した認証不正問題を受け、国土交通省が自動車メーカーなど85社に対して過去10年間の認証申請における不正の有無などについての調査・報告を指示していた。その結果として、今回トヨタ自動車を含む5社での不正が明らかになった」

そして、不正が発覚したトヨタ自動車豊田章男会長は会見で、謝罪した上で、「対象車両のうち生産終了しているものも含めて、社内での検証において法規に定められた性能に問題ないことを確認しており乗っている方々に直ちに影響はない。」「(認証制度と実態に)ギャップがある」と語ったということです。

 

最近、建築や車に限らず検査での偽装がよく発生しており、モラルが低下したのか、それとも(実態は昔から同じでも)不祥事が表にでるようになったのか、実態に反して検査が厳しくなったのか、そのへんは存じませんが、一部のひどい例を除いて、「安全には問題ない、性能には問題がない」と言うコメントが出されるのはなぜなのでしょうか。言い訳を行っているだけではなくて、検査基準がおかしいんだよという思いがあるのかもしれません。

 

早速、ネット社会では同情論がヒートアップしているようです。

ホンダを例に取ると、車両重量が1500キロのクルマの場合、当時の法規では車両重量がプラスマイナス2%以内、つまり最も軽い1470キロで加速走行試験、最も重い1530キロで定常走行試験を行う規定になっていたところ、定常走行ではクルマをさらに重くして1545キロ、加速走行ではさらに軽くして1455キロで試験を行うなど、より厳しい条件で行った試験のデータを規定内の車両重量で測定したものとして、国土交通省に提出していたのだそうです。テスト実施後の後付け備品などにより重量が変動するリスクに鑑み、より保守的にテストしたのに咎められたというわけだそうです。

ネット世論的に言えば、非現実的な検査基準で、事実上問題なくても女将の御威光を傷つけたから罰せられた、国土交通省はケシカラン、というわけです。

 

そうは言っても今回の車に関しては、日本の認証制度はほぼすべて国連基準と合っており、専門家によれば「世界基準のルールがあるなか、日本だけが違う試験をやっていいことにはならない」とのことで、ルールを勝手に解釈して適当に運用することは許されないでしょうね。曖昧なことをしていたのでは安全が足元から崩れてしまうわけで、よく分かりませんがこの辺難しいところですね。

 

そうしたなか、関東にお住まいのかたは御存知ないかもしれませんが、6月12日から14日までの間、大阪環状線が運行を停止することになっています。

JR西日本によりますと、ドアやブレーキについて10日に1度の「列車検査」が義務付けられているのですが、平日ダイヤと土日休日ダイヤが異なるので、7日に1回の点検に変更していたのが当局の検査で発覚、処分をうけたためで、「深くお詫び申し上げます、安全面には問題ございません」とのことです。

挨拶をする良い子の住む良い街

私の住む街は、東京への通勤圏で新しい住民も多い反面、まだ畑が残る、そういう街です。

 

散歩していたら、家の前の駐車場でおままごとをしている姉妹がいました。今どきめずらしいので、目をやっていたら、小学校低学年くらいの年上の女の子が会釈をしてきました。あわててこんにちは、おままごと、良いね、と声をかけ、ちょっとほっこりした気持ちになりました。

 

そういえば先日も道をあるいていて、小学生の男の子からこんにちはと、挨拶をされたことが、2度、3度ありました。

田舎の村をあるいていると、よくあることなのですが、こういう美風が残っているんだなと、ちょっと自分の街に誇らしい気持ち。

 

今日も散歩していたら、挨拶されました。私の前を歩いている人には挨拶していないのに、私には頭を下げて挨拶。そうか、ボクは子供に親しめる風貌なんだなと、ちょっといい気持ち。

 

家に帰って家族に自慢しました。

そうしたら、小学生の子供をもつ娘が学校からもらった1枚の紙を差し出しました。

こんなことが書いてありました。

「ちかごろ不審な人が増えています。そういう人を見かけたら、声掛けをしましょう。子どもたちには、怪しい人をみたら挨拶するように教育しています。ご承知おきください。」

グランピングはキャンプ入門におすすめ

 

コロナの反動か、2,3年前にキャンプブームが到来、今年もつづくのでしょうか。

日常を離れ、自然の中で焚き火して食事をして寝袋で寝る、ってロマンがあります。

昔と違って、テントも軽く、ワンタッチで設営できる、それに何と言っても自動車が普及、バンガロー、オートキャンプ、車中泊、そしてテント泊と、いろいろな形態で手軽に自然を楽しむことができるようになりました。

 

それでも、総じて女性方、特に主婦のみなさなは消極的なようです。毎日食事作らされているのに、折角旅行行くなら上げ膳据え膳が良いわ、なんで、不自由な思いをしなければならないの、それに虫もでるし不潔だし。といった至極ごもっともな現実的なご意見です、

 

ところが最近、こういう声にも応えて、グランピングが流行りだしましたようです。

テントは備え付け、道具も食材も準備してくれる、それどころか、多くの人にとって苦手の火起こしまでしてくれる、そして食べ終わったら片付けも不要、そのままコテージなどにあるシャワーや風呂に浸かって、しつらえてあるベッドで就寝。寝るところはテントだったりトレーラーハウスだったり、野外泊の演出はされていますが、冷暖房完備、テレビ付きだったりします。

 

経験者に聞くと、なかなか良いようで、テント泊と貸し別荘、両方のいいとこ取り、但しお値段は高めとのことでした。

 

学生時代は何回かテント背負ってトレッキングをしたという野外大好き人間、やっと来てくれた嫁さんが全くの都会派、設営も料理も全部ボクがやるから子ども連れてキャンプに行こうと誘っても乗ってこない。

 

なんとか、野外生活の楽しさを分かってもらい、子供をたくましく育てたいと思い、やっと漕ぎ着けたのがグランピング。ホテルとかわりないよと説得して近場の千葉県マザー牧場で初グランピング、作戦が成功して子供も大喜び、嫁さんも搾りたての牛乳なんか飲ませてもらってまんざらじゃない。値段は少し高かったけど、たまにはいいわねなんて話しながらマイカーで帰宅。

 

そこで作戦第ニ弾。

グランピングより大幅に安上がりだよと説得して、信州の高原でコテージを借り、ベランダでバーベキュー。最近では良い着火剤ができたので、火起こしは簡単、肉焼くのはオヤジの仕事、奥様はビール呑みながら食べるだけ。後片付けだけ手伝ってもらいました。

前のグランピングほどじゃなかったけど、転記にも恵まれ、周辺の景色も良かったので、一応満足してくれたみたい。都会っ子の嫁さんも少し慣れたかな。

 

さて、次はテント泊、さすがにトレッキングはハードル高いから、ホテルなんかが併設しているテント場が手頃だしお風呂もあっていいかな。そう思って、アウトドア雑誌見せたり、ショッピングのついでを装ってアウトドア用品店なんかに連れて行くけれど、反応は悪い。やっぱりハードルは高そう。

 

そこで思いついた名案。

防災用の備蓄品を更新するために、防災の日、9月1日に先立って、夏休み中に避難訓練をしようという提案をしたら、普段から防災意識の高い嫁さん、食いついてきました。

地震のときなど、プライバシーを保つためにテントが良いらしい、普段は公園なんかで遊ぶときのちょい休みに便利だし、なんて説得して家族用テントもゲット。

 

うまく行った、しめしめ、さてどこに連れて行こうか。

手頃なところで、休暇村のやっている裏磐梯か嬬恋あたりのテント場なんかどうかな。

まずは、子供に写真見せて味方につけ、おそるおそる嫁さんにお伺い。

「え、学校の体育館じゃないの?」