嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

人を刺さない有益な蚊の存在もお忘れなく。

そろそろ蚊に悩まされる季節。

4月上旬に、蝿蝿蚊蚊蚊 と題して、最も人類を殺しているとわれる蚊の殲滅を図る作戦について触れました。

でも、人を刺さないどころか、有益な蚊もいるのだそうです。

 

夏になると、蚊柱が立ちます。あれが家に入り込んで刺しまくると思うと、ゾッとします。ゾッとして、普段無農薬だとかいって薬を避けている奥様方も鬼の形相になって殺虫剤をぶん撒く。

 

でも、あれは人を刺さない蚊、ユスリカです。

ユスリカに言わせれば、間違えられて迷惑しています

 

ユスリカは、昆虫綱ハエ目ユスリカ科に属するハエの仲間で、そのほとんどの種類は、水中や湿った土中で卵から幼虫になり、そして蛹となって、最後に成虫へと変態していきます。成虫になったユスリカのオスは、蚊柱をつくってそこにメスがはいってくと思いを遂げ、メスは産卵し、その一生を終えます。


オスの蚊も血を吸わない一方、メスは卵を生むために吸血するのに対し、ユスリカの成虫は雄も雌も血を吸いません。それどころか、口器が退化しているために、ほとんどの種類のユスリカはエサを食べられず、わずか数日で命を落としてしまいます。


オオユスリカやアカムシユスリカなどの幼虫はアカムシと呼ばれ魚類のエサとして釣り人などにはおなじみ、また熱帯魚を飼っている方もお世話になっているのではないでしょうか。

また、アカムシは、水底泥の有機物を多量に食べて成虫になり、飛んでいくので水域や土壌の状態を良質に保つためには欠かせない虫だともいわれています。

若いときは魚に、長じては鳥なんかに食べられ放題、食物連鎖の最下層で一生を全うする可哀想なやつなんです。

 

ハマダラカやアカイエカ諸君、ユスリカにできることは君たちにもできるはず。体質上どうしても血が必要なら、少しくらいの血ならすわせてあげるから、バイキン入りのお釣りなんかよこさず、痒くならないように自己改造をして、人類と共生しなさい。

対策を取るなら、今のうちです。さもないと、我々人類は大量の殺虫剤を用意してあの手この手で、君たちと戦う覚悟ですぞ。