私の住む街は、東京への通勤圏で新しい住民も多い反面、まだ畑が残る、そういう街です。
散歩していたら、家の前の駐車場でおままごとをしている姉妹がいました。今どきめずらしいので、目をやっていたら、小学校低学年くらいの年上の女の子が会釈をしてきました。あわててこんにちは、おままごと、良いね、と声をかけ、ちょっとほっこりした気持ちになりました。
そういえば先日も道をあるいていて、小学生の男の子からこんにちはと、挨拶をされたことが、2度、3度ありました。
田舎の村をあるいていると、よくあることなのですが、こういう美風が残っているんだなと、ちょっと自分の街に誇らしい気持ち。
今日も散歩していたら、挨拶されました。私の前を歩いている人には挨拶していないのに、私には頭を下げて挨拶。そうか、ボクは子供に親しめる風貌なんだなと、ちょっといい気持ち。
家に帰って家族に自慢しました。
そうしたら、小学生の子供をもつ娘が学校からもらった1枚の紙を差し出しました。
こんなことが書いてありました。
「ちかごろ不審な人が増えています。そういう人を見かけたら、声掛けをしましょう。子どもたちには、怪しい人をみたら挨拶するように教育しています。ご承知おきください。」