嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

老人を助けよう、スズキ自動車が自動運転の軽自動車を開発

私、老人ですが車ころがすの好き、でも事故だけはおこしたくない。

そういうことで、見た目のかっこよさや燃費より、なるべく安全機能の充実した、そして取り回しが楽な車を選びたいと思っています。

 

警察庁によると、交通事故件数は、2005年の93万件から年々漸減、2020年には31万件と大幅に減っています。

これってすごいことですよね。当局の努力、運転者のマナー、交通安全教育の賜物でしょうけれど、そうした「精神面」だけでなく、ハード面で安全機能を充実させてきた企業の貢献も大きいはず。

スバルを例にとれば、同社の安全機能「アイサイト」の搭載車と非搭載車では事故総件数が61%、対歩行者事故が49%、追突事故は84%も減っているとのことで、他のメーカーでも多かれ少なかれ同様の成果を得ているものと思います。

 

そして究極の姿は自動運転。

運転支援の「レベル1」から、自動車専用道路での手放し運転が可能など部分運転自動化の「自動運転レベル2」、監視が必要な条件付き運転自動化「レベル3」、特定の領域に限り運転をシステムに委ねる高度運転自動化「レベル4」、完全自動運転「レベル5」とレベル分けされていますが、今のところ、レベル3が市販され、更に今年の夏から特定の場所で「レベル4」が運用されるようです。

ゆくゆくはもっと普及、私のような老人にも手が届く値段になって、免許返納しなくてもよくなる時代がくることを期待しています。

 

そうしたなか、スズキは、自動運転技術を手がける名古屋大学発の日本のスタートアップ企業、ティアフォーに出資し、資本業務提携を結んだと発表しました。
地方ではマイカーが不可欠な移動手段ですが、高齢化に伴う運転免許返納などで住民の移動が困難になる例が増えている一方、運転手不足で路線バスをはじめとする「地方の足」の存続が難しくなってきているという現状があり、技術開発を進めて高齢ドライバーの運転支援サービス、自動運転サービスの実用化を目指していくそうです。

 

ここでは車種はふれておらず、まずはバスなど公共交通機関から開発するのでしょうけれど、スズキと言えば「軽自動車」。取り回しが楽で、地方の老人たちに愛されている軽自動車にこそ、優先的に実用化させてもらいたいものです。

 

でもご心配無用。

実は浜松市内では既に同社の自動運転軽自動車が走っています。

いちおう位置づけはテスト運行ということになっていますが、過疎地から市街地に至るまで在住の高齢者たちからの篤い思いに応えて、既に多数の車が市内中心に走っています。

ナンバープレートが黄色や白でなくピンクになっており、頭の数字が583でなく593になっているのですぐわかります。

 

ところで同市では、今までは時々「お年寄りが行方不明になっています。背の丈150センチの女性、白いブラウスに花がらのスカート、おこころあたりがありましたら、最寄りの交番までお知らせください。」と言った放送が流れていましたが、最近はこれが聞かれなくなりました。

市の福祉課に問い合わせると、最近車での徘徊が増え、市内の放送では間に合わなくなったので、これをとりやめ、代わって車に装着したICチップとGPS機能を活用して、場所を掌握することにしたそうです。さらに将来的にはスズキの協力を得て、遠隔操作で自宅に戻らせる機能を設けるとのことでした。