嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

ゴミ収集車がー大進化

前日に「ゴミをなくそう」ということで、ゴミ削減への提言をいたしました。本人も実践していないのに。

 

9時過ぎに街を歩くと、乗用車や大型トラック以外で、町内をこまめに走り回っっている自動車がいくつかあります。宅配便はおなじみですね。それとよく見かけるのが、幼稚園のスクールバス、福祉関係の車と、ゴミ収集車。

日本財団とか横はらに書いてあったりするデイサービスの車、本当によく見かけます。高齢者の多い私の街だけでしょうか。

そして、ゴミ収集車。見ているとちょっと走って停まり、お兄さんが走り出てきて、ゴミ放り込んでまたちょっと走る。助手席だけでなく運転者も。シートベルトは免除されているんですかね、そうでないと気の毒。

別にノルマがあるんじゃなくて責任感何だと思いますが、実に手早く、瞬間で違法ゴミを判別、とりのけて正しいゴミだけを放り込む。取っ手のないものもあるし、結構重いのもあるのに難なくこなす。臭くて正直近寄りたくないけど、あの人達には敬意を覚えます。

 

ただ、この人たちも、ご多分に漏れず人材難。

そこで自動車トップのトヨタ自動車と清掃車(ゴミ収集車)のトップメーカー豊和工業を擁する愛知県では、名古屋市の一部でゴミ収集車の無人化の実証実験を開始しました。

 

ご存知の通り、2023年4月に道交法が快晴され、公道での自動運転レベル4は特定の場所では解禁されています。レベル4では、限定領域下であればドライバーの介入なしに完全な運転が可能となるもので、すでに福井県永平寺町で実現されています。その一方、完全自動運転のレベル5は、2027年に実証運転が計画されていましたが、今回、これを前倒しでやるものです。

 

決められたルートだけの走行で車自体の自動運転技術はほぼ完成しているのですが、ゴミステーションの蓋をあけ、正しいゴミを判別し、これを搬出、搭載する一連の動きを自動化するのは難問でした。これらについては、ゴミステーションの企画を統一、ゴミ袋に個人別のバーコードをつけることで違法ゴミは出し手に訴求できるしくみにすることで解決しました。

 

2024年1月から3月まで名古屋市の一部で行われた実証実験は概ね成功で、同じ仕組みでデーサービスのピックアップにも使えるのではないかとの声が同市福祉課からあがり、4月からこちらも並行して実証実験を開始しました。宅配業者はドローンの実用化など別途対策を打っているので、性格上難しいスクールバスを除いて、この2種類が成功すれば、朝の交通のかなりの部分が無人化されることになります。

 

まだ、1週間ほどしか経っていませんので、結論をだすのは尚早ですが、今のところ、わずか2件の事故があっただけで、概ね成功だとのことです。

ご参考までに事故例をあげますと、紙おむつを収集に来たゴミ収集車が人間ごと収集してしまった事故1件、デーサービス車が誤って利用者をゴミ処理場にはこんでしまった事故1件、いずれも運行管理の問題であり、成功裏に進んでいるというのが市の見解です。