昨日、9月23日土曜日、ちょっと具合の悪いところがあって、近所の医者に行きました。
待たされるの嫌だから15分ほど早めに行ったのですが、時間になっても開かない、土曜日は午前中やっているはずなのに、臨時休診とかの何の表示もない。腹たってきました。
あとから考えたら、昨日は秋分の日で休日、表示の一つもあったほうが親切ですが、腹をたてた私が悪かった。
ぼんやりと考えました。
何のために怒るのだろう。大体、怒っても損する。ストレスは増えるし、相手に対しても逆効果になることが多い。
動物が怒るのは、怒ることでアドレナリンか何か分泌されて、強い力がでるのと、相手を威嚇して追い払うため? 人間もその動物だから、そういうことか。
怒る対象によって分類すると、
①自然現象
怒ってもしかたない、というか、怒りの感情もおこらない。
しかたないから、政府のせいだとか、対象をみつけて他の方向に怒りをぶつける。
例えば、道具が動かないとき、思わず、この野郎と、叩きつけたりするた、これは条件反射的にやってしまうだけで無意味な行動。
②遠くの存在
怒っても負け犬の遠吠え。自己満足。ネットに書き込んだりして憂さはらすのが関の山。
なぜ怒るかというと、おれは怒っているんだと、他人に対する自己主張、事故顕示。それと一緒に怒る人を求める求愛行動。
③身近な存在で自分より強い(上位)
怒っても自分が不利になるだけだから通常怒らず、飲み込む。飲み込んで⑤「弱者」に怒りをぶつける。
④身近な存在で自分と同等
普通、きらわれるだけ、逆効果。繰り返すと人気がなくなり、人が寄り付かなくなる。
⑤身近な存在で自分より弱者
これは、大いに有効。相手を従わさせることができる。
よく言えば「下」への教育になる。子育てでお母さんが怒るのはこの好例。
部下の前で怒って相手がシュンとしたら、ストレス発散になるかもしれないが多発すると部下がついてこなくなる。
奥様のお怒りは、⑤に分類されるべきでしょう。あと、自分への怒りってのもあるかもしれませんね。
こうして見てみると、怒って意味があるのは、⑤の、時には卑怯なケース。
でも、それでも、怒ると冷静さを失って判断をあやまるし、後で後悔してしまったり、ろくなことない。それに何より、体に悪い。下手すると脳溢血起こして人生終わりになったり、怒りに目がくらんで交通事故おこしたりする。
キリストさんみたいに、右の頬打たれて左を出すのは痛いからいやですが、釈迦牟尼がおっしゃる(といわれている)ように、所詮、生きることは苦なのだと割り切って、煩悩をなくし、自分を律していきたいものです。
で、これからは、怒りが湧いてきたら、怒る対象が自然現象だと思うことにしました。
対策は取るけど、怒らない。
帰り道、車からドロはねかけられました、この野郎っといいかけたけど、あ、泥が降ってきた。
政治への不満に対してデモや投票で精一杯意思表示するとか、お店だったらその店にいくのやめるとか、友人だったら付き合うのやめるとか、しますよね。
自然災害が起こった場合、改良工事をするとか、その場所を避けるとかするのと一緒です。
暴漢におそわれたりしたら、自信があったら逆襲したり抵抗して、警察呼ぶんですよ。怒らずに整斉とね。これ、怒らないのとは関係ありませんからね。
と、ここまで書いてきて、パソコンがクラッシュ。
折角ここまで書いてきたのに。
そりゃ古いパソコンだけど自然現象だ、寿命だなんて言わせないぞ、パソコンメーカーやマイクロソフトの陰謀に違いない、この怒りどこにもっていこう。