最近、ナンバープレートをつけたキックボードを見ません?
電動キックボードというやつで、今年7月の法改正で、一定の要件を満たした特定小型電動機付自転車扱いの電動キックボードは、16歳以上なら運転免許不要、ヘルメットは努力義務となったそうです。(ナンバープレートは必要、自賠責保険は義務)
最高時速20キロ(一般の原付バイクは時速30キロ)とあまりスピードは出せませんが、時速制限6キロのモードにすれば歩道も走行できるという便利なものです。
お値段は3-5万円(10万円越すのもありますが)と手頃で、ちょっとした移動に便利かなと思います。
もう一段の改正がされる予定になっていることをご存知ですか。
背景を述べます。
鉄道やバスなどで赤字路線を廃止する動きが高まっておりますが、その一方で、子弟の通学の足に頭を悩ませている方も多いのは周知の事実。山間部では自転車通学も困難だし、小中学校はともかく、高等学校に通わせるには、高い費用を払って下宿させるしか手がありません。
過疎地居住者を地方都市周辺に誘引するスマートシティー化の動きも重要な動きですが、一方では、それで残された人たちにも、平等な子弟教育環境を与える必要があります。
そうしたことから、学齢期に達した人には、一定の安全教育、技能実習などを受けさせた上で、地域限定運転免許を交付することになります。
おもに交通量の少ない地域に限定して、車種も、2人乗りまでで、30キロの速度制限付きに限ることにしておりますので、安全面のリスクは少ないと判断されました。超スピードで走る自転車があるのだから、動力を使って何が悪いのか、ということです。
車の生産については、メーカーと調整中ですが、現在の軽トラに速度リミッターをつけるミニ改造で対応、経済的に購入困難者には、各自治体で、無理に存続していた地域バスの予算を転用することで一定の補助をすることになると思われます。
ただ、一般の免許がとれる年齢になったら、速やかに移行させること、家族以外の男女二人乗りは禁止することが付帯条件とされております。(LGBT法案との整合性をとるため同性同士でも禁止するかは検討中)
皆さま、ご経験お有りと思いますが、おませな子ども、年頃の青年は、ペアになると色々な感情が盛り上がってきて精神が不安定になりがちなもので。