少し長くなりますが、4月15日付けの日本経済新聞から抜粋引用します。
日本政府は3月末までにウクライナからの避難民を2300人以上受け入れるなど、紛争や迫害などで地域や国を追われた人たちが、かつてなく身近な存在になってきた。
日本の難民受け入れ態勢は厳しい。NPO法人「難民支援協会」によると、21年に日本で難民申請した人のうち認定された難民認定率は0.7%と、62%のカナダや26%のドイツには程遠い。先進国の中での水準は低い。
ウクライナ避難民の存在をふまえ、入管法改正案には紛争地からの避難民を受け入れる「準難民」制度の創設も盛り込まれた。「難民」の定義に当てはまらない人たちも在留資格を得ることができる制度で、今後、紛争などで居住地を追われた人々がより身近に増える可能性もある。
この記事では畑作業などを通じて、難民、避難民との交流を深めている様子を紹介しているのですが、私の住んでいる千葉県でも斬新な動きが始まっています。
高齢化の影響で駅前の商店街では次々と店が閉まり、駐車場や自転車置場荷姿を替える様子が日常化しています。ここに目をつけた「流民支援協会」では、これら店舗を借り上げ、地域ごとに同国人をすまわせる試みを始めました。
ヒントとなったのは、千葉県に接触する江戸川区西葛西のリトルインディアで、1970年代に来た紅茶商人ののチャンドラニ氏が後進の面倒を見たためインド人が集まってきた経緯があります。
これと同じように、各駅ごとに、どこどこはネパール、どこどこはベトナム、ウクライナ、といったリトル◯◯をつくり、エスニック料理をはじめ外国文化を楽しめるまちづくりをしようとするものです。
すでにいくつかの駅周辺では、外国人が沢山歩いています。一度行って見て、食べてください。病みつきになりますよ。