筆者は少し怒っています。
18日にも投稿いたしましたが、奈良での前首相暗殺につづき、今回も現職首相に対するテロがおこりました。また、この安全といわれる日本でも時々、悲惨な暴力事件がおこってます。
こういう犯罪を犯す人にも、いろいろな生い立ちや動機があるのでしょうし、頭のおかしい人が事件を起こすのはさけられないにしても、マスコミ報道のありかたに疑問、というより憤りを感じます。
被害者に根掘り葉掘りインタビュー、いまのお気持ちはなどとつまらないことを聞き、プライバシーをさらけ出す。
一方、犯罪者側については、裁判前のため推定無罪とかで容疑者として犯人あつかいせず、報道を控える。それどころか、動機として本人の主張を大々的に報じています。
和歌山では、統一教会問題、今回の和歌山では選挙制度など。これでは自分の主張を広めたかったら、有名人を殺せば良いということになリ、模倣犯が出てしまいます。死んで抗議するのではなく、殺して抗議する、せいぜい懲役刑、うまくいくと頭おかしくて行為能力なしとかで無罪、気楽なものです。
そこで例の妄想。
法務省は裁判制度の変革を決定しました。概要は下記のとおりです。
従来の3審制度の1審について、凶悪犯罪現行犯に限り0.5審づつ2度にわけ、0.5審を即決審とし、有罪、無罪のみを争う。弁護士も犯行の事実の有無のみを主張する。
また、マスコミに対しては、残りの0.5審に影響を与える懸念のある動機等の報道を禁止する。
それって報道の自由の侵害だって?国民の知る権利はどうなるって。マスコミもワイドショーの話題がないと儲からない。そう、そこは妄想、妄想。自由で安全な社会実現のために皆で妄想を楽しみましょう。