マスクの使用が自由化された。
今のところ大きな変化はないようで、自分で判断することを好まない多くの日本人にとっては、自由を喜ぶのではなく、悩みが増えた形になっており、卒業式、入学式を控えた学校はじめ多くの事業所や施設では対応に頭を悩ませている。
その中で、マスクを巡って経団連に激震が走っている。
発端はある航空会社からの相談で、採用面接に来た女性にマスクを外して良いよと言ったところ、貴社は容姿で人を差別するのかと騒ぎ出さたことにあり、支援者が押しかけるなど騒ぎが拡がっているとのこと。
弁護士に相談したところ、顔で採用の可否を判断することはセクハラ行為とみなされる可能性が高い、従来はこの点は問題化されていなかったが、長年のマスク生活で顔を見せなくてすむ居心地の良さを味わった女性たちが、この点に気づいてしまった今、もうあとには戻れない。
今後、マスクだけはとどまらない可能性もあるので、早急に対応すべきであるとのこと。
当面の対策として、アフガニスタンからブルカを取り寄せ、採用試験に際して着用させるよう業界全体に働きかけている。