嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

東京の街路樹皆伐計画が始動

桜が開花しだすのと同時に、街路樹のけやきが芽吹いてき、緑が美しい季節になってきた。

都道府県別の都市緑地面積のランキング(2020年度)を見ると、

 

  1. 北海道  3055ヘクタール
  2. 兵庫県  1345
  3. 東京都  1215
  4. 埼玉県  1077
  5. 宮城県  1073
  6. 千葉県   804   
    以下 8位 大阪府 617 18位茨城県 215  47位島根県 6

となっており、東京の緑化率が高いことが見て取れる。これはもちろん奥多摩島嶼部も含めての数字ではあるが、それにしても農産物の供給を仰いている千葉県や茨城県を大幅に上回る緑地を享受しているのは、不公平のそしりを免れない。

また、東京が働くにも住むのにも良いというのでは、都市一極集中を避けるためにも問題が多く、安全保障上も由々しき問題である。

 

一方、住民からのアンケートによると、自分の家の庭の管理が面倒なのですべてコンクリートで覆うという潮流があり、また、落ち葉で迷惑している、鳥の糞害で困っている、歩道に張り出した根が邪魔で歩きにくい、凧揚げができない、などと、かっての「緑」礼賛からコンクリート志向への流れが伺われる。

 

こうした流れを受けて、このたび、国土交通省では、東京非緑化特区を制定、東京23区の樹木を当面現在の10分の1程度に削減し、一方で建ぺい率、容積率規制を撤廃、都市機能の強化を図ることにした。目下、手始めに皇居のご住民に対し、京都への移転・国事行為のリモート化を打診しており、私、本当はタワマンへに住みたいの、という好意的な感触を得ている。

 

神宮外苑再開発をめぐって反対運動の激しさに手を焼いていた都知事は、これを奇貨として、早速街路樹皆伐計画を打ち出した。当面、23区内の街路樹を一切、伐採するというもので、将来的には、私有地以外の樹木は一切取り払うことを目指している。

 

この施策には、緑がなくなると自分の服が目立つという思惑も透けて見える。