去る7月23日夜、NHKクローズアップ現代で、スポーツ界でのAI導入について特集していました。
なんでも、今年のパリオリンピックでは、水泳強化選手の選出、団体競技でのチーム貢献度の測定、そして体操などでのAI評価なんかにAIが活用されているのだそうです。
古くからは競馬での写真判定、相撲や野球でのビデオ判定なんかがありましたが、これはAIでなく人間の判断を助けるだけのもの。
ところが近年AI審判は、2007年のテニスウインブルドン大会や、2014年度以降の世界バドミントン連盟が主催する大会でも活用され、さらに、バレーボール、野球、ラグビーといった競技にも展開さてきており、特に2022年のサッカーワールドカップ・カタール大会では、広い分野で活躍したといいます。
例をあげると、各種のモニター、センサーとともに、オフサイドがあったか否かを判定するオフサイド技術、競技中の反則を判定するビデオアシスタントレフリー、ボール全体がゴールラインを超えたかどうかを瞬時に判断するゴールライン技術といったAI技術が駆使されているのだそうです。
さて、NHKの番組では、体操やフィギュアスケートなどの採点競技は、審判員の好みが影響する恐れがある一方、演技をデジタル化して採点基準を明確化すると、公平な審判が可能となると説明していました。
27日から月末にかけて体操競技が行われました。
体操女子の宮田笙子選手が喫煙・飲酒を理由に辞退させたれたいわくつきの競技ですが、番狂わせが続出しました。
本命視されていた、アジア各国の選手が軒並み低得点になる一方、フランスはじめ欧米諸国の選手たちが上位を占め、ネットなどで視聴していた人々から採点がおかしいとの声が噴出、大騒ぎとなりましました。
どうも、足の長さ、色の白さなど、欧米中心のアルゴリズムがくみこまれていたせいだと囁かれています。
なんかなぁ~。そう思ってテレビをみていてハッと気づきました。キャスター、アナウンサーといったひとたち、以前にも増して美人揃い。前からそうだったけど、最近とみにその度を増している。
これもAI採用試験の結果かな。
AIでルッキズムが排除され、我々ブ男、ブス女は、長年負ってきたハンディキャップからやっと解消されるかと思っていたのですが、どうも現実は反対方向にむかっているようです。