嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

本屋さんが衰退を乗り越え新フェーズに

外出先で時間が余った時、どうやって時間つぶします?

美術館や博物館にいかれる人、喫茶店でゆっくり休む人、なかにはパチンコで稼ぐ奇特な方もおられることでしょう。

 

私は、お金もないし、これといった趣味もないので、本屋さんに行って本を漁るのが定番です。背表紙見ているだけでも今どんなものが流行っているかわかり、飽きさせません。

それに友人なんかとの待ち合わせ場所としてもうってつけ、多少遅刻しても迷惑かけません、友人が来た時変な本手に取っているとバツが悪いのが難点ですが。

 

でも、最近よく利用するターミナル駅内の書店が、大幅に縮小されていました。

隣の駅前にあった本屋さんも知らない間に消えてしまっています。

それどころか、国道沿いにあったエロ本やさんさえも無くなっています、別に利用したわけじゃないですけど、ホントですよ。

今、雑誌スタンドなどをのぞく、図書カードの端末機を設置しているような本屋さんの数は全国各地7943店あるそうですが、この20年間で半減しているそうで、書店のない市区町村が27.7%もあるそうです。

 

どうせならアマゾンや大手書店なんかで買わずに、住宅地の本屋さんを応援してやろうにも、新刊はあまりはいってこないし、そもそも一般書はあまり並ばなくなり、児童書、受験書、コミック、ライトノベル、そういったものに席巻された感があります。いきおい利用の足が遠のきます。

 

文化の衰退、由々しき問題なんとかすべきだ、などと理屈では思うのですが、正直なところ自分自身決まった本を買うときはアマゾンなどネット通販で買ったほうが確実ではやいし、いろいろ眺め回して漁る楽しみは、ブックオフなんかで十分味わえると思ってしまいます。

書店の稼ぎ頭は雑誌なんだそうですが、週間誌なんかはネットで拾い読みできるし、「雑学」はみんなスマホで入手、雑誌自体読む必要性は少なくなったと思います。

 

さて、世の中そんな風潮ですが、私の利用する駅を中心とした徒歩圏内には本屋さんが3軒、古本屋さんも2軒あります。ついでに言えば、パチンコ屋さんは3軒、居酒屋さんは山ほど。どうです、文化都市でしょ。

 

そのうちの一つ、駅前の本屋さんが新しいサービスを始めました。

パソコンを備えたブースを揃え、ネット立ち読みをさせてくれます。操作の苦手な人には店員さんが親切に教えてくれます。アマゾンなんかの注文、書店への取り寄せなんかもしてくれます。

店員さんが知的美人なせいもあって結構人気で、備え付けの自販機の売上があるのと、店頭の雑誌などをついで買いしてくれるので、採算はとれているようです。

 

なにも、そんなこと自分のスマホや自宅のパソコンでやれば良いんじゃないかと、あるユーザーに聞いてみました。

自分のスマホでやると、履歴が残って何かとまずいんですよ。

 

なるほど。

でも何の本読んでいるんだい、これで書店文化が救われる?