嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

木造人工衛星が宇宙を駆ける

以前、JAXAのつくば宇宙センターに見学にいったとき、実物の人工衛星が展示されていました。大飛行をやらかすわけなので、さぞかし堅牢な作りかと思ったら外壁がペラペラなのに驚きました。

説明を受けて納得、空気のない真空の空間を飛ぶので、外部からの物理的抵抗があまりないからなのでした。

 

これは最近知ったのですが、木造の人工衛星を打ち上げる話がすすんでいるんだそうです。

法隆寺の例をあげるまでもなく、木ってやつは、条件が良ければ結構耐久力があるのだそうで、日本の森林資源を活用することにより保全していこうという取り組みが随所でなされています。

建築の世界では、大林組がオーストラリアで39階建ての超高層ビル建設を手掛けており、また、金券腐敗により老朽化してきた国会議事堂も、木造に建て替える計画がすすんでいます。(一部はホントの話です)


話を本題にもどしましょう。

木造の人工衛星の打ち上げについては、住友林業京都大学が協力して手掛けており、すでに国際宇宙ステーションISS)・「きぼう」日本実験棟で衛星に用いる木材候補の宇宙空間での曝露実験が行われ、結果としてホオノキが最適であるとの結論に達し、大きさは10センチ立方ほどですが2024年の上半期に運用することを目指しているそうです。

 

振り返ってみれば、昔、航空機は木製でした。それがアルミに置き換わり、さらにジュラルミン炭素繊維に置き換わってきています。木材は強度面では問題がないものの、材質にバラツキや狂いがあるのと、腐ってしまうので大量生産、長期運用にはむかないこと、火災のリスクがあることなどえ新素材に置き換わってきた経緯があります。

宇宙空間には水分も空気もないので、腐ったり燃えたりすることはありません。

それから大きなメリットとされるのは環境面。従来の人工衛星はアルミや鉄で出来ているので、大気圏突入の際に、微細な粒子を放出したり有害物質を発生させることが指摘されているのに対して、このリスクがまったくないからです。

 

科学者たちってのは、ほんとにすごい発想力をお持ちで、将来的には宇宙で木を育て、それを再生可能資源として使えないかなんて考えている人もおられるそうです。これホントの話。

 

それにしても、エアコンや石油ストーブでなくて、広い暖炉に薪をくべて、

ロッキングチェアー揺らして、山崎12年なんかを飲みながらくつろぎたいな。