嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

トコジラミの不気味さ

(気持ちの悪い話につきご注意)

 

私、旅行好き、特に安宿大好き人間で、来春にも台湾に行こうと思っています。何しろ往復4万円でいけるし、宿代も数千円と安上がり、食事代なんか日本にいるより安くつく。

でも、最近、ちょっとビビっています。

 

各国で人の移動が活発になったので、悪い虫がはびこりだしたようです。

その名はトコジラミ南京虫)、カメムシの一種で、英名Bed Bugというようにベットなどのスキマに潜んでおり、暗くなると人にとりつき吸血、2週間くらいつづく強烈なかゆみをもたらします(初回はアレルギー反応がないので痒みは感じないそうですが。)

刺されるのは主に夜間。狙われやすいのは腕や足、首まわりなど、就寝中に着ている衣類から露出している部分です。

その場我慢すれば済む話ならまだ良いのですが、人の匂いの付いたカバンなどに潜り込み、運ばれることにより伝播します。ご家庭に妊娠したメスやつがいを持ち込むと、毎日数個の卵を産むので、繁殖、薬が効きにく駆除が困難という代物です。

 

今に始まった話ではなく、前からいたのですが、最近騒がれだしたのはフランス、そしてお隣の韓国、急速に蔓延してきたからのようです。

 

BBC Japan は次のように伝えています。(抜粋)

大量のトコジラミ(別名・南京虫)が、パリをはじめとするフランスの都市を襲っている。人々の間でこの虫への恐怖が広がり、来年の夏季オリンピックでの健康と安全に対する疑問が浮上している。

ここ数週間でトコジラミの目撃件数が増加していること。「7月から8月にかけて人々が移動するのに伴い、かばんの中に入ったトコジラミが運ばれるからです」

公式データによると、首都のアパート住民の10人に1人が、過去5年間にトコジラミの被害を受けたことがあるという。

・最も重要な要因はグローバル化だ。コンテナを使った貿易や観光、移民といったものが挙げられる。
・第2次世界大戦後、有機塩素系殺虫剤DDTの普及によって大幅に減ったが、その後DDTなど多くの化学薬品の使用が禁止されるようになり、生き残ったトコジラミは薬品に耐性をもつようになった。
・第3の要因は、ゴキブリが減少していることかもしれない。ゴキブリはトコジラミを捕食するからだ。

 

困った代物ですが、救いを強いてあげれば、明るいところでは行動しないこと、体長5ミリ程度と目につきやすいこと、飛べないしツルツルした場所は這えないこと、露出部にしかとりつかないで衣服の中に潜り込んで刺すことはあまりないこと、病原体を媒介することはないこと。

 

一番危険な場所はホテル。清潔度とは関連がうすく、高級ホテルでも安宿でも、同じ程度のリスクがあるようです。またホテルの他、交通機関やレストランでの発見事例もあるようです。

そのため、宿泊時の対策としてあげられるのは、インナーシーツなどに包まって肌を露出せずに寝る、場合によっては電気をつけたまま寝る、バッグなどにナフタリンを入れておく、宿では服を脱ぎ散らかさずバッグとともに大きなビニール袋に入れておく、など。帰宅後、心配なら衣類は高熱の温水、熱風を備えた洗濯機で洗うことなど。 

万一、家でみつけたら、専門業者に依頼して早めに駆除すること、一般の殺虫剤は効かないので、トコジラミ用と明記されたものを使い、(卵には効かないので)期間をおいて、スキマなどにも漏れなく撒くこと、など。

 

いやぁ、今まで知らぬが仏で、いままで温かい国を平気で旅行してきましたよ。今までセーフだったしある程度用心すれば良い、気にしすぎると精神衛生に悪い、なんて思っている懲りないわたしですが、万一持ち帰ったら家族がなんというか。これが心配です。

韓国で蔓延したら、日本で流行るのも時間の問題、国内でも飲み屋なんか行きにくくなくなってしまうのかな。

 

ということで、私なりの対策をとることにしました。

・旅行にはあまり荷物をもっていかない。着替えは1セットだけに留める。軽くて身軽になるし、虫が紛れ込むリスクが減ります。

・ホテルでは、ツルツルした机の上などに荷物をおく。

・寝るときは、電気をつけておくか、シャツ、手袋などで全身を覆う。

・ズボンのポケットにはナフタリンをいれておく。屁をこいてもバレないというメリットもあります。

・家ではゴキブリを飼っておく。ゴキブリはきれいな環境で飼えば、バイキンを運ぶこともなく、普通人には危害を加えません。