最近テレビがつまらないので、Youtubeよく見ます。
アウトドアや旅行系、パソコン技術や英語、料理、整体などノウハウ系、左右の政治、ニュース系など。
1.5倍速から2倍速くらいで見るのですが、結構時間とられます。その辺はブログなど文字媒体より非効率ですが、見てて楽しい。
２，３年前に見て、この人いいなとおもっていたら、メキメキ頭角を表して、スポンサーがつくわ、本を出すわ、そのうちテレビにもでたりするなど、こういう出世ぶりみるのも楽しみのひとつです。
進研ゼミ小学講座による３年連続の「なりたい職業」１位になったそうで、感性と技術、それから努力があれば世にでられる、起業のハードルは低いようで、子供が憧れるのもわかる気がします。
でも、視聴者は正直、分かる人はわかるわけで、質の低いものはアクセスが伸びていないのも事実。加えて、一般的な傾向として、ユーチューブが儲からなくなったという声を耳にします。
広告主は、マスコミ媒体からネット媒体に軸足をうつしているようで、全体の広告は増えているはずですが、新規のYouTuberたちの参入、特にスポーツ選手やタレントなど、テレビやメディアでの知名度の高い人々の参入により、アクセス数が稼ぎにくくなくなったことに加え、単価がかわっているのかもしれません。（単価などは非公表、主催のGoogleは海外企業なので日本の独占禁止法の網にはかかりません。）
それから、撮影や編集作業だけでなく、諸々の雑事も加わり、一人ではこなせなくなり、芸能事務所ならぬ、事務所に所属し、収入がまるごとはいらなくなったことも一因かもしれません。
A子さん（登録者数3.5万人）の独白
最初、猫の写真うつしていたの。簡単だしアクセスも多くて喜んでいたんだけど、ライバルも多いし単価も低いのよね。だからミー（猫の名前）にももっと頑張らせて、いろんなことさせたの。そしたら愛想つかして逃げられちゃった。
しかたないから、自分の毎日を撮ったわ。身元が割れていやだったんだけど、私って可愛いから、まままあアクセスあったわ。
だけど、困ったことにストーカーが出だしたの。最初は熱心なファンがついて嬉しかったのだけど、投げ銭の金額が増えて行って、そのうちつきまとい出したの。
こわくなってNUUN（ヌーン）っていう事務所に所属して対応してもらったわ。用心棒ってわけね。アドバイスもくれるし、仲間も紹介してくれ大満足。
でも、そのうち、もっとアクセス増やすにはと言って、温泉巡り、入浴シーンの撮影をアドバイスされたわ。
私、少しデブだからいやだったけど、水着着るから大丈夫だって。
そしたらすごいんよ。今まで1万いくかいかないかのアクセス数が一挙に7万5千、ホント助平な人おるんのね。
これから、この手で行くわ。でも、すぐ飽きられるんだろうな。
そしたら次は？
なんか、売れないタレントみたいになってきた。最初、自分一人で何か事業始めるつもりだったのになあ。
