嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

クロネコがポスくまの手を借りる

クロネコの宅急便、大好きです。

昔は郵便局の現金書留も大好きでしたが、今どき、現金書留でお金が届くなどということはなくなり、宅配便で素敵なものが届くのが大好き。

宅配便のなかでも、飛脚よりもクロネコが大好きという人が多いようです。キャラクターの

せいもあるでしょうけれど、この会社の不断の努力と、配送員さんたちのたゆまぬ努力の賜物でしょう。

 

何かの本で読んだのですが、宅急便創業者、小倉昌男さんが、いち早く小口配送サービスを開始、当時の運輸省、郵政省の規制、嫌がらせ、また当時の巨大ユーザーであった三越からの理不尽な要求に屈せず、新ビジネスを成功させ、この産業を育て上げたという話には大変感銘を受けました。

(ついでながら、ショートショート星新一さんの「人民は弱し官吏は強し」という本では、ご父堂の星一氏が、製薬会社を興したのですが、官僚組織に潰された話。時代が悪かったのでしょうけれど、今でも多かれ少なかれ官僚組織の闇が存在するのは否めないでしょう。)

 

そのヤマト運輸が2024年度末までに宅急便の個人委託をしていた3万人を雇い止めするというニュースがあり、波紋を広げました。

 

トラック運転手の人手不足が懸念される「2024年問題」への対応の一環として経営を合理化する狙いで、小口書類の配送を日本郵政グループに委託、クロネコDM便はクロネコゆうメール(仮称)に、ネコポスはクロネコゆうパケットにするとのこと。

 

もともと、信書は扱わせてもらえないなどの制限を押し付けられ不倶戴天の敵であったはずの日本郵政と手を結ぶのは時代の流れのようでしょうが、これにより、末端の配送を担っていた個人事業者3万人も雇い止めになるうえ、いままで一部を障害者支援団体に委託していたのも取りやめになるということのようです。 (ここまではホントの話)

 

同社の広報に話を聞いてみました。

 

Q それにしても、日本郵政と提携するとは、驚きです。お役所気質の会社が2024年問題を克服できるとは思えないのですが。

A ご心配なく。あなた、今でも年賀状沢山出していますか。お手紙頻繁に出しますか。ポスくまはお腹をすかしています。

 

Q 2024年問題の抜本対策はありますか。

A トラック運転手が不足しているうえ、年間時間外労働時間の上限を960時間に制限する「働き方改革関連法」には前向きに対応いたします。

この機会に、ブラックだと言われるこの業界を率先して改善したく、まずはクロネコを三毛猫に変更、イメージアップを図ります。

 

Q 雇い止めになる人々が職を失うのは大問題です。

A 全体として、人手不足の世の中ですので、問題ないかと思います。

例えば日本郵便さんでも、時給1230円から配達員を募集しています。

就職斡旋などに尽力するとともに、当社の中でも企画中のドローンを使った新しい事業があり、体重60キロ未満の方については、できればこちらに採用する形を考えております。

また正式発表できる段階ではございませんが、仮称「メリー・ポピンズ」作戦としており、ネコのコスチュームを着た配達員が段ボール箱を抱えて空から降ってくるというイメージでお考えください。

 

 

障害者支援団体への委託とりやめは、宅急便創業者の小倉昌男さんが一線を退いたあと、巨額私財を投じ障害者の自立支援に取り組んだという経緯があり、そのDNPを引き継いでいる同社ですから、必ずや悪いようにはしないと信じております。