少し怒っています。
報道によると、
「NHKは30日、ジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題に関し、29日に会見した「外部専門家による再発防止特別チーム」の調査報告書の内容について、見解を発表した。同報告書では、問題が拡大した背景として「マスメディアの沈黙」があったことが記された。
同局は「ジャニーズ事務所の『外部専門家による再発防止特別チーム』が調査報告書で、ジャニー喜多川氏による性加害について『マスメディアが正面から取りあげてこなかった』などと指摘していることを重く受け止めています」とコメント。 (デイリースポーツのサイトより引用)
私、昔の何でもあり時代の人間で、芸能界の「枕営業」は当たり前だと思っていたしこの案件自体全く興味なかったのですが、タレント事務所の顔色見て報道を差し控えていた、というか握り潰していたわけで、これって報道機関の存立にかかる大問題。
税金のように受信料とっているのに、たかがタレント事務所に忖度するのだから、まして、大きな権力に対して公正な報道ができるわけありません、ますますマスコミの報道が信用できなくなっているところに、こんなおざなりのコメントですますつもりなのでしょうか。
なんて、ジイさん一匹怒ってもしかたないから気を取り直して、更にネットサーフィンしていると、こんな明るいニュースがありました。
購読者激減に危機感をつのらせていたアカヒ新聞社は、このたび、電子版にページ数無制限で掲示板コーナーを設けネットタレコミに開放、一定の字数制限をかけた上で、AIによりファクトチェックと、モラルチェックをする以外は先着順でそのまま掲載することにしました。紙媒体については各紙面の広告部分を除く下半分を「掲示板」として開放、先着順でそのまま載せることにすることにしたそうです。
狙いは報道の原点にたちかえり読者をとりもどそうということで、左寄り、中国の手先などと(当社にいわせれば)言われなき誹謗中傷を受けて、これが読者離れを招いたのではないか、という反省と、「報道しない自由」の名のもとに、自分の主張を優先した公正を欠いた報道をつづけてきたという真摯な反省をふまえたものだとのことです。
案外人気がでるのではないか、と言う期待と、荒らしだらけの紙面になってしまうのではないか、という懸念で成り行きを見守っています。