昨日(9月12日)、外出先のトイレ問題についてのソリューションをお伝えしました。
今日も、臭い話で恐縮ですが、大事な問題です。
私達の便利で快適な生活を支えてくれている長距離ドライバーたちの大きな悩みが、トイレ。
高速道ならPAがありますし、通い慣れた道なら、道の駅やロードパークを掌握しているので、なんとか対処できるかも知れませんが、公園やコンビニなどにトイレがあっても、簡単に駐められるわけではありません。
いきおい、良心の痛みを感じながらも、立ち小便をしたり、空きペットボトルや紙パックで用を足したりします。
でも、最近増えてきた女性ドライバーたちはどうしているのでしょうね。
身銭切って非常用携帯トイレなどを購入、カーテンをしめて処理しているのでしょうね。
でも、こうしてできたバッチイもの、出来れば車内においておきたくないのは人情。多くの良心的なドライバーは持ち帰りますが、中には、道路脇の植え込みなどに投げ捨てているようです。
そういうことで、特定の人気のある場所にはお茶のようなものが沢山転がっています。
国土交通省での議論
ー これは軽犯罪だ、厳重に禁止し、ビシビシ取り締まるべきだ。
ー 私の従兄弟もドライバーやっているんでわかるんだけど、必要悪のレベル。そういう事をしなくても良いようにするのが我々の責任では。
ー そうは言っても、主要幹線道路だけでも大変な費用がかかる。そんな予算がでるわけない。
ー トイレ付きトラックを義務付けては。
ー そんなことしたら、業界団体から大変な圧力がかかるよ。
ー 発送の転換で、今、よく捨てられている場所をペットボトル等回収ステーションにしてはどうでしょうか。
ということで、国道の随所に、専用の回収ステーションが設けられることになりました。
また、飲料業界に働きかけて、呑み口の大きい2リットルボトルを売り出してもらいました。もちろんこれは女性ドライバーたちを想定してのことです。
回収したボトルですが、農林水産庁と全国JAの協力を得て、これを畑で有効活用することになりました。木酢液と液肥を加えるで作物に施すと、害虫忌避効果もあり生育も良いと大評判です。
有機野菜がお好きな皆さまも、知らない間に恩恵に浴しているはずです。でも、よく洗って食べてくださいね。