警察庁とデジタル庁は、大手広告業者3社に立ち入り検査を実施、事情聴取をした。
発端は、日赤産院でシステム監査を行った折、新生児用のベッド、保育器から、人の耳ではききとれない18ヘルツの低音域で、広告宣伝とみられるささやき声が発せられていることが発見され、警視庁に通報があったもの。
卵からかえったヒヨコが最初に目にしたものを親と認識してこれに従うという「刷り込み」の原理を応用したものと思われ、ターゲットは子どもたちが大人になってからの購買行動を支配しようとする目論見と思われる。
目下、精査中であるが、日赤にとどまらず、全国の産婦人科から同様の報告があがっており、内容は、離乳食、おもちゃ、学習塾の宣伝から結婚式場に至るまでの子供が将来に渡ってうけるサービス全般に及んでおり、なかには政党や宗教団体のものがみられた。