大好物のブリのアラ煮をたべていて、つくづく思ったこと。
美味しいけど面倒くさい、うっかり取り忘れると上顎に刺さって痛い。
魚の骨はなぜ鋭くとがっているんでしょうか。
ヒトはもとより、牛や豚、鶏だってそんな尖った小骨ないのに。
魚にとっても、自分の身を傷つけてしまわないかな。
考えられる理由
1.材料費をケチったから。木だって先に行けば細くなるのと同じ。
2.全体として軽くなるから身軽になる。
3.魚を捕食しようとする敵の口や喉を傷つけ、捕食をあきらめさせる。
でも、そこまで齧られてしまったら手遅れでは。凝りて捕まえなくなる効果はあるかもしれない。
じゃあ、なぜ、イワシにはやたら小骨があるのに鯵にサンマにはあまりない?
さかなクンに聞いたらわかるかな。誰か正解教えてほしいものです。
最近では養殖技術、品種改良が進んできて、小骨のない魚がでてきました。
骨の近くが美味しいんだよな、というグルメたちからは不満の声もあがっていますが、食卓では食べやすくなったと好評です。
近畿大学では、ついに骨のないマグロの養殖に成功したと言います。
これにより運動量が減り、養殖が楽になっただけでなく、トロの部分が増えてきて、採算は飛躍的に向上しました。また調理人たちからも捌くのが楽になったと好評のようです。