小鳥って可愛いですね。
庭にくるのをこっそり見ていると、その仕草が可愛らしい。
最近は集団で飛んできます。雀のようですが、騒がしい。
騒がしいけれど楽しそうで、それはそれで心が和みます。
でも、もっと大勢になるとどうでしょう。群れなして困っているのが、鳩やムクドリ。
市役所のまえが何故かムクドリのお気に入りの寝ぐらになっています。
木をツンツンに伐っても、猛禽の鳴き声や超音波を流しても、めげずに集まってくる。
1羽1羽なら可愛らしいのに、ゾッとします。そして何より、排泄マナーを知らないやつばかり。
雑食性で毛虫なんかを食べてくれる益鳥なのですが、そんな恩を忘れて、餌に強力な下痢止めを混ぜて糞詰まりにしてしまえとか、散弾銃をぶっぱなせ、なんてブラックな思いが頭をよぎります。
ほかの動植物について考えてみました。
毛虫やゴキブリは1匹でも不快ですね。毒のない毛虫だっているし、ゴキブリだって直接危害をあたえるものではないのに。群れなしたら、もう大変。無農薬もヘチマもありません、殺虫剤シューシュー。
トンボや蝶、数匹とぶ分にはいいものですが、大量に乱舞したら気持ち悪い。
魚。大漁で網からこぼれるようにして水揚げされる映像って、漁師ならずともワクワクします。
でも池にうじゃうじゃいる鯉ってちょっと気持ち悪い。
哺乳類。 犬なんか、今じゃ「かわいい」存在になってますけど、犬が大量に群れていたら、これ恐怖。
パンダ、1頭、2頭なら可愛らしいけど、集団でウロウロして、糞しまくったら、いやですね。
で、最後に人間。
大都会や観光地に大量のヒトが群れています。表にはでないですけど、ゴミは出すし、糞尿は大量に排出しています。
他の生命体からみたら、ひとりひとりは善良でも、こいつら群れなして、大量の石を積み上げるかと思ったらまわりを汚しまくって、ホントに困ったもんだ。薬や散弾銃ぶちまいて、一気に片付けてしまおう、そう考えるかもしれません。
もしかしたら、ウクライナやパレスチナ、もっと前の戦乱も含めて、空軍の操縦士は、同じ気分になっているのかもしれません。クワバラクワバラ。 (ほんとは、悩みながらやっている心優しい兵士も多いのでしょうけれど)