嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

幼い2人の迷子

何日か前、Yahooニュースが埼玉新聞のこんな記事を転載していました。

 

雨の夜、行方不明の2歳男児と4歳女児を無事保護

 

埼玉県警大宮署によると、8日夜、さいたま市北区内で行方が分からなくなっていた4歳女児と2歳男児のきょうだいが、9日午前0時10分ごろ見つかり、無事保護された。

 2人は、8日午後7時40分ごろ、さいたま市北区櫛引町2丁目付近で行方が分からなくなった。大宮署がさいたま市に要請し、4時間後の午後11時40分ごろ、市の防災無線で2人の服装などを詳細に伝え、市民に発見協力を呼びかけた。

 防災無線が流れた約30分後の9日午前0時10分ごろ、警察官が同所付近で2人を発見し無事保護した。雨に濡れていたが、けがなどはなく、体調にも異常はなかったという。

 この夜、さいたま市は冷たい雨が降り続き、8日午後11時の気温は15度。深夜に流れた防災無線を聞いて、幼いきょうだいを心配し、付近の公園などを探す市民の姿もあった。

 

ああ良かったね、ということだけで何ってことのない話ですが、なぜか心がときめきました。

 

私が子供の頃、当時子どもたちはスクールバスや集団登下校、マンションの中などに閉じ込められることなく、そこらを飛び回っていました。

そういう時代ですから、迷子なんか日常茶飯、大抵は大事に至らないのですが、暗くなってきたりすると近所の人も助けてくれてみんなで探し回ることもありました。

弟なんか、近所を探し回ってもみつからす、心配をよそにひょっこり帰ってきて、聞いたらまだ3歳くらいの短い足で1キロ以上も遠出していたなんてこともありました。

私自身も、近所を探してもみつからず、交番に届けにいったら、自首していておまわりさんとお話をしていた、なんてこともありました。

 

まだ自動車もあまり走っていない、のどかな時代の思い出です。

 

さいたまの子供ちゃんたち、お姉ちゃんと仲良く連れ立って、ちょっといたずらしたり、冒険したりしていたんだろうな。夜遅くなってお腹すいただろうな。二人で泣いていたのかな。それとも弟が泣くんでお姉ちゃんは気丈にふるまっていたのかな。

防災無線を聞いた大人たち、いつも老人徘徊の放送ばかりなのに、子供だと聞いて、よし、みつけてやろう、と奮い立ったんだろうな。


ある老人ホームでの話。

ほんとにもう。いい年した爺さんと婆さんが手を取り合って駆け落ちだって。

この間の公園にはいないし、防災無線で探したが、毎日のことだから誰も見つけてくれない。財布とりあげておいたから、そんなに遠くにいかないと思うけど。人手たりないのに、もうやになっちゃう。

 

さて、今の自分。今は大丈夫のつもりでも、そのうち散歩のつもりが徘徊になって、おうちを聞いてもわからい、名前を聞いてもわからない、ワンワンワワン、なんてなる事態になるかも知れない。そうだ今から迷子札と行動食を身につけるようにしておこう。