嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

選別イヤフォンが更に進化

最近イヤフォンつけている人、たくさん見かけます。

中には語学勉強しているお方もおられるでしょうけれど、大抵は音楽。あるいはスマホゲームや動画の効果音。

私ジジイですが、同年代の人たちも、同じように耳につけています。一見区別がつきませんが、こちらは補聴器。

外見から区別つかないから、時には、お前仕事中音楽なんか聞くなとか叱られて、トラブルのもとにもなります。

 

イヤフォンは大きく、有線とワイヤレスと2つにわかれますが、それぞれ色々なタイプがあります。補聴器もほぼ同様でしょう。

◯ 有線イヤホン
・インナーイヤー型(開放型)  

音質面ではすぐれちるようですが、耳にシックリいかなかったり、ボリュームが大きいと音漏れしてしまい、嫌われます。

改良型として、自分の耳にあわせたカスタムIEM(イヤモニ)もありますが、当然高価です。
カナル型(密閉型)  耳の中に入れ込むタイプで音漏れがしずらいし、音質も良いようですが、長時間つけているとつかれるし、難聴のもとになる懸念もあります。

◯  ワイヤレスイヤホン
・完全ワイヤレス  カッコいいですが最大の難点はすぐ無くなること。よく落ちています。
・左右一体型ワイヤレス  ケーブルで繋がっているので紛失の恐れがありませんが、毛のない人、少ない人はバレバレ。
・片耳ヘッドセット   車の運転中の通話やリモートワークなどには便利ですが、音楽鑑賞にはも一つですね。
◯ その他
骨伝導イヤホン  こめかみにスピーカー部を当てるリスニングスタイルを取り入れている商品がほとんどで、耳を塞がずにスピーカー感覚で音楽を聴くことができます。


ほか、ドライバーの種類によっても色々なタイプがあるようで、どんどん良いものが作られているようです。

 

補聴器の場合は、音楽など用のイヤフォンとは違った要求があるので、もっと複雑になります。

何しろ、使う人の聴覚自体が劣化しているわけですし、しかもほぼ常時装着することになります。

昔は、単純に音を大きくするだけでしたが、それでは雑音も全部拡大してしまうわけで、とても不便なものだったようですが、最近では、AIなどを活用、必要な音だけを切り分けて、拡大するような便利なものができてきているようです。

 

そのひとつが環境騒音自動選別圧縮型補聴器というやつで、周囲の騒音のレベルやスペクトルに合わせて、音声と騒音を自動的に選別して増幅する補聴器です。
従来の補聴器は、音声と騒音を区別せずに増幅するため、騒音の中では音声が聞き取りにくくなるという問題があったのを2つの技術を使って音声と騒音を区別しています。
・周囲の騒音のレベルを検出する技術

この技術によって、騒音のレベルが高い場合は、音声の増幅を抑えるよう調整します。
・周囲の騒音のスペクトルを検出する技術

この技術によって、騒音のスペクトルが音声のスペクトルと異なる場合は、音声の増幅を優先します。

 

補聴器の機能は結構ハイテクで、脳科学なども含めた技術開発に多大の資金が必要なため、国産メーカーは出遅れており、今のところ、売れ筋の補聴器はほぼ全部外国製なんだそうですが、ここに来て日系の、シャーク社から更に進化した機種が発売されました。

この特徴は、まず、スマホと連携して状況に応じて音量や音質、などを調節できることにあり、音楽などのイヤフォンとしてもつかえる点が挙げられますが、画期的なのは、特定の人の声紋などを記憶し、相手に応じて聞こえ方を変えられる点にあります。

当初、軽度の難聴者をターゲットにしていましたが、なぜかビジネスマンたちの間で爆発的に売れているそうです。

そう言えばうちの子供達、嫁さんの言うことはよく聞くのに、私の言うことには一向に耳を貸さない、もしかしたらこれを装着しているのかな。