2023年7月、農研機構は、トマトの品種改良により、ミツバチによる受粉を必要としない「自家受粉トマト」を開発したと発表しました。このトマトは、花の雌しべが雄しべから出る花粉で受粉できるようになっており、ミツバチによる受粉がなくても、十分な量の実をつけることができるとのことです。
この技術は、ミツバチの減少や、ミツバチによる受粉の費用や手間といった課題を解決する可能性を秘めています。また、トマトだけでなく、他の果菜類や果樹への応用も期待されています。
具体的には、以下の作物への応用が考えられます。
果菜類:キュウリ、ナス、ピーマン、イチゴ、メロン、スイカなど
果樹:リンゴ、ナシ、ブドウ、サクランボ、桃、柿など
これらの作物は、現在はミツバチによる受粉が一般的ですが、ミツバチの減少や、ミツバチによる受粉の費用や手間といった課題を抱えています。自家受粉トマトの技術が応用されれば、これらの課題を解決し、安定した生産を実現できる可能性があります。
なお、自家受粉トマトの技術は、まだ開発途上であり、実用化にはさらなる研究開発が必要とされています。しかし、この技術が実用化されれば、農業生産に大きなインパクトを与えることが期待されます。
ところで、これ朗報だと思います?
いえ、ミツバチが失業しようがそれは知ったこっちゃない。他の野原で蜜を集めてください。
そうじゃありません。人間に応用されるのは時間の問題。トマトの例は自己受粉で、雄しべと雌しべを兼ね備えた花で完結するしくみですが、一歩進めば、単為生殖。
ただでさえ、筋肉労働が必要とされない現代、男性の存在意義が減ってきています。誰でも、小・中学生時代、女の子のほうが成績が良かったという思いを持っているかと思います。
いままで、歴史的に男性の既得権益を守り、女性の跋扈を防いできましたが、ご存知のとおり、そういうことが通用しなくなってきました。
男の存在意義はどうなるんでしょうか。
イケメンなんて言葉がつかわれるようになり男性アイドルが活躍、ホストクラブも隆盛。要は、主役である女性に、癒やしをあたえるだけの存在になってしまうのでしょうか。