嘘八百3千丈、またバカなこと考えた(別宅)

ヒマにあかせてバカなことばかり考えています。思いついたら何でも書き込む、内容の真偽は保証出来ません。(2023年3月現在試行中に付き申し訳ないですが、「amebaブログ」と重複投稿中です。)

75歳の七五三 

 

― おじいちゃん、どうしたの、羽織袴なんか着ちゃって。

― むかしはな、貧乏だったで、七五三も成人式もしてもらえんかった。

ちょうど75歳になったから、お宮参りに行ってくる。

― 恥ずかしいことやめてよ、子どもたちに混じって浮いてしまうわ。家でお祝いしてあげるからさ。

― 心配ないだ。仲間たちに呼びかけて、みんなして行くだ。

 

神社は大変、近郷近在のジジババがあつまり大騒ぎ。酒酌み交わす輩も出たりして。

少子化のおり、こどもたちはジジババに埋もれて、形見の狭い七五三でした。

でも、人生の先輩たちに祝われて、すくすく育ちますように。